
110%の目標設定で個人の能力を最大限引き出す
私は、チーム全員が110%程度の負荷で頑張り、常に110%の能力を発揮し続けるくらいが程よい目標だと思っています。全員が200%の負荷で業務をしていると、当然潰れてしまいますから。
各メンバーの110%がどれくらいかの見極めにはとても神経を使います。半年に一度の目標設定も、ズレを感じれば調整することもありますね。
見極めるときは、個人の能力、成長スピードやメンタルなどを考慮し、バランスを取ることを意識しています。この程度のバランスであれば本人にとっても程よい頑張りになるだろうという部分を見極めるのです。
もし、30%の負荷にしか耐えられないチームだとしたら、各メンバーの負荷も30%にします。チームとして30%なのに、その中で80%、150%と、負荷量が平等でないのは良くないので、全員にバランス良く分散させることが大事です。
ここは、マネージャーの腕の見せどころだと思います。 ハード面とソフト面も意識しています。
ハード面で意識していることは、目標値が組織の方向性に沿っていて、量・質・費用対効果のバランスが良いKPIを設定することです。
ソフト面では、目的を常に伝えることが大切です。「組織にどう貢献するのか」「なぜこの数字なのか」ということを伝えています。
目標の進捗管理としては、後押しの仕方が重要です。「もう無理です」と言われたときにもう少し背中を押すのか、あるいは「確かに無理だから数字を調整しよう」と伝えるのか、判断する必要があります。
私ができないことをメンバーにお願いすることもあるので、無理そうなときでも、メンバーの能力を信頼してまかせ、後押しする鈍感力も必要だと思っています。







