受託開発で得た知見やノウハウをストック&共有する
Action - 現場の実践事例 -

受託開発で得た知見やノウハウをストック&共有する

受託チームでは、プロジェクトでの経験を成長機会につなげるために、Wikiを使ったノウハウのストックと「プロジェクト共有会」を行っています。

ノウハウのストックでは、プロジェクト管理ツールの「Redmine」のWiki機能や社内共有情報として「GROWI」を利用しています。

プロジェクトを通しての気付きやどういう課題が発生したか、を記入して残しているんですね。Wikiは社内のチームメンバーであれば自由に見られるので、他のメンバーが似たようなプロジェクトを担当したり、技術を利用するときに参照できるようにしています。
「プロジェクト共有会」とは、プロジェクトが終わった後に全チームメンバーを対象に簡単な振り返りのプレゼンをすることです。

以前は「KPT(Keep Problem Try)」という観点で振り返り会をプロジェクトメンバー内だけで行っていました。一定の効果はあるのですが、形式的で少し堅くなってきてしまっているのと、プロジェクトメンバー以外にも共有する場を設けた方がいいだろう、ということでメンバー全員を対象にした「プロジェクト共有会」を新たに立ち上げたのです。

実施するポイントとしては、「プロジェクトのノウハウの共有」「強制参加にはしない」という2点を心がけています。

「プロジェクトのノウハウの共有」では、「プロジェクト共有会」の目的であるノウハウを共有しています。プロジェクトで発生した良いノウハウや悪いノウハウを共有することで、その場で有意義な意見交換や議論が生まれていて、効果を感じています。
ただし、共有者への負担にならないように「資料は作る必要はなく、3分ぐらいにまとめて話す」など細かくルールを明文化しています。

目的

参加するメンバーが、アシアルとして開発したプロジェクトを理解する。

参加するメンバーが、他社や他メンバーに、自分が担当したプロジェクトだけでなく、会社として担当したプロジェクトの内容を話すことができる。

副次的効果

自分のプロジェクトを実施する上で参考になる情報が共有される。

注意事項

共有会のために、新たに資料を作成するなどの必要は全くない。むしろ不要。メンバーの負担にならないようにする。

共有時間は3分で良い。ただ、もっと話したければ、もっと話しても良い。

運用する中で、共有内容について検討する。まずは、好きにやってみる。

共有して欲しい内容、ポイント

成果物(ソースコードやドキュメント)

グッド・ノウハウ:工夫した点、顧客反応やメンバー反応が高かった内容(例えば、効率化、品質向上、コミュニケーションの円滑化、状況の可視化、セキュリティ強化、パフォーマンス向上、リスク軽減に役立ったこと など。)

バッド・ノウハウ:失敗した点、顧客反応やメンバー反応が悪かった内容

運用方法

月初に、その前の月に請求が完了したプロジェクト + 設計フェーズが完了したプロジェクトをリストアップ。

リストアップしたプロジェクトの中で、共有したいプロジェクトを選別。担当者を決定。

「強制参加にしない」というのは、形式化を避けるという意図があります。個々人の自主性にまかせることで、活性化を促そうという狙いです。

発表はマネージャーだけでなく、エンジニアやデザイナーなどにもしてもらっています。特に若い人にとっては、プレゼンの練習にもなりますし、発表内容を考えるなかで新たな気付きを得ることにもつながります。

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