非エンジニアがエンジニアチームをマネジメントするための5つのポイント
Action - 現場の実践事例 -

非エンジニアがエンジニアチームをマネジメントするための5つのポイント

私が、エンジニアチームの非エンジニアマネージャーとして心掛けているのは「サポート役に徹する」ことです。私の技術への理解度は、当然エンジニアには及ばないので、技術に関する細かな意思決定は、彼らにまかせるしかありません。
そんな中、私が「サポート役」としてチームに貢献するために実践している、5つのポイントをご紹介します。

ネガティブチェックを怠らない

技術選定や要件定義などには裁量を持ってもらいつつ、プロダクトのクオリティ維持には、当然ながらマネージャーが責任を持つようにしています。
クオリティを維持するために、実装計画に対し「拡張時のボトルネックにならないか」「事業戦略の方向性と仕様の整合性が取れているか」「スピードが落ちないか」など、第三者の視点でネガティブチェックを怠らないことが大切です。
また、裁量が大きい分失敗を恐れて慎重になりすぎると良いパフォーマンスを発揮できませんので、「最終的な責任は自分が持つ」と明確に伝えるようにしています。

想定期間より早く終わりそうでもスケジュールは縮めない

開発を進めるうえで、時には想定のロードマップより早く終わりそうになることもあります。
ですが、期間内に終わりそうだからといって、スケジュールを短くすることはしません。無理のないスケジュールのなかで実装に集中してもらい、夜は社外の勉強会に行くなど、新しい技術や情報をインプットする機会を持てるようにしています。

全員のチャレンジしたいことを共有する場を設ける

定期的にチームメンバーと1on1を行っています。その場で「今後どんなチャレンジをしたいか」を伺い、その内容を他のメンバー全員に共有しています。
全員がお互いのチャレンジを理解していると、新しい案件の技術選定の際「あの人がチャレンジしたいと言っていた技術を使ってみようか」と、チャレンジの機会につながります

定期的なアウトプットをする場を設ける

技術に関する経験をアウトプットする勉強会を毎週開催しています。バックエンドが使っている言語をフロントエンドのメンバーに理解してもらったり、社内イントラで使った技術の裏側を解説したり、仕事上の経験を共有したりしています。アウトプットすることで、自身が行った技術的なチャレンジを見つめ直す機会になるため、成長を実感する場にもなります。

他職種との文化の違いを理解し合うためのパイプ役になる

同事業部内の営業チームとのパイプ役となることも意識しています。営業とエンジニアでは文化が違うので、摩擦が生じないようにフォローをしてあげた方がいいです。

例えば、営業とエンジニアでは時間に対する意識や感覚がかなり違います。エンジニアチームは業務時間内に勉強会を開いたり、直接プロダクトと関係のない開発を時折行ったり、残業をほぼしないなど、営業メンバーから見ると「仕事の量が少ない」ように見えがちです。

ですが、エンジニアとしては、時間単位の工率をどれだけ高めるかを重要視しているため、むやみやたらと仕事時間量を増やすことを行いません。工率を上げることで空いた時間を使い、新しい技術のキャッチアップができ、時代に取り残されないエンジニアリング技術を保つのです。
ありがたいことに、営業メンバーもきちんと理解してくれるので、特に不満が起きるようなことはありません。

これら5つのポイントを意識しながら「サポート役」に徹することで、エンジニアがのびのびと開発できる環境作りを、これからも続けていきます。

資料を一括ダウンロードする