
社史は新しく入社した社員に会社のこれまでの歩みを漏れなく伝える仕組み。良いことも悪いことも書くことで、会社への理解が深まる
ホワイトプラスは今年で創業から9年目。中途入社社員の人数が増え、会社の歴史を知らない人が増えてきました。これまで、ホワイトプラスがどのような道を歩んできたのか、会社の歴史の理解度にバラつきが生じていたのです。
そうした状況を改善するために、正社員第1号のメンバーが中心となって「WhiteBook」という名前の社史を作りました。基本的にはそのメンバーが1人で、創業から現在までの歩みを思い出しながら、社長を含む役員3人にインタビューを行い、物語形式で時系列に沿って原稿を作成しています。写真もかき集めてできるだけ多く掲載しています。制作期間としては、原案を出して、何度も校正をかけて、という工程を繰り返し半年ほどかけてじっくり作りました。
ポイントとしては、成功談はもちろん、失敗談も赤裸々に書いていることです。どのように意思決定をして成長してきたのか、どのような失敗をし、どのように乗り越えてきたのかなどを知ってもらうことで、今の会社の立ち位置がより明確になるからです。それにより、ミッションやビジョンへの共感度合いも高まります。表紙のイラストはイラストレーターさんにオリジナルで描いていただいていて、もらってうれしくなるよう、デザインも工夫しています。
WhiteBookを読んだ社員からは、普通は隠しておきたくなるような失敗についても赤裸々に語られていることについて、好評をいただいています。「同じ失敗はしないようにしよう」というリスクケアのイメージ定着にもつながっているようです。それから、この先の意思決定についても、「これまでこういうことがあったから、この意思決定があっても当然だろうな」という納得感を抱きやすい土壌ができたと感じています。
また、新しく入社した社員にこれまでの会社の出来事を、抜け漏れなく伝え情報ギャップを埋める手段としても役立っています。役員や人事から直接説明する手間を省けるので、生産性の向上にもつながっていますね。







