行動指針浸透のコツは「覚えやすさ」と「継続的な進化」
Action - 現場の実践事例 -

行動指針浸透のコツは「覚えやすさ」と「継続的な進化」

freeeでは、行動指針として、5つの価値基準を設定しています。いずれも、意識的にキャッチーで覚えやすい言葉にしています。

当初、設定した価値基準は今とは違う文章だったのですが、あまり浸透しませんでした。原因は、文章が長すぎたからです。
例えば、「提供価値」に関する基準を以前は、「ユーザーにとって本質的な価値があると自信を持って言えることをする」と表現していました。

確かに、これだと覚えておくことが難しいですし、どこが大切なのかが分かりづらいですよね。そこで、「本質的(マジ)で価値ある=マジ価値」とキャッチフレーズのようにして、覚えやすく、要点をつかみやすく改善したのです。

また、価値基準の継続的な進化を目的とした「価値基準委員会」を組織しています。この委員会はとても効果的な活動をしていて、アンケートで価値基準の浸透率99%という結果をコンスタントに出しているんです。

そんな委員会の、取組事例を3つご紹介します。

①トイレに価値基準を訴求するポスターの掲示

トイレに貼るポスターは「Resource じゃない、RESOU(リソー)から考えろ。」といった印象的なコピーと写真で構成。常に価値基準をインプットするとともに、日常会話でも使われやすいよう工夫されたポスターです。

②新たな価値基準についてのディスカッション

全社合宿で、「新しい価値基準をつくるとしたら?」とみんなでディスカッションをしました。複数のメンバーから共通の価値基準が出てくるので、メンバーが会社にどのような課題を感じているかが明らかになります。

③価値基準1on1の実施

1on1を行い、「どの価値基準が好きか」「こういうのは嫌だ」、といった意見をエピソードも交えながら話してもらう施策です。そこで出た意見は全社に共有して、参考にしています。

気を付けているのは、個々人の価値観や役割などから生じる、価値基準への細かい解釈の違いを問題視しないことです。メンバーの価値基準に対する考えは最大限尊重し、細かい解釈の違いを解消する必要があれば、対話を通じて時間をかけて行うことが大事です。

このような価値基準委員会の継続的な活動によって、価値基準の高い浸透率が維持されています。

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