
「wevox values card」を使った相互理解ワーク

大学卒業後、大手外食企業へ入社。ホールマネージャーとして接客・店舗マネジメント・スタッフ教育等に携わった後、FICCへ。アパレル・化粧品・飲料・エンタメ・一般用医薬品などの大手ナショナルクライアントに対し、データ×クリエイティブを起点としたブランドマーケティング及びプロモーション業務に従事。2019年よりマネージャーとしてチームマネジメントにも携わる。

大学卒業後、桑沢デザイン研究所へ入学し、デザインを学ぶ。FICC入社後は、データ×クリエイティブを起点としたブランドマーケティング及びプロモーション業務に従事。イラストレーター/デザイナー/アートディレクターとして、ブランディングに結びつくクリエイティブ開発を行う。
概要
私たちのチームでは、相互理解を高めるために「wevox values card」を用いた相互理解ワークを行いました。様々な価値観ワードが書かれたカードを用いたワークショップで、お互いの価値観を知り、共通点やそれぞれの強み、チームとしての特徴を把握できる効果があります。
背景・きっかけ
私たちメディア・プロモーション事業部 P4チームは2019年から新設されたチームで、デザイナーとディレクターを中心とした、クリエイティブ機能を担っています。新たなチームとして、どうやって会社に貢献していくか、またそれぞれこれまでも仕事をしてきた間柄ですが、改めて同じチームで仕事に取り組むにあたって、お互いの理解を深める必要性を感じていました。
そこで、「wevox values card」の存在を知り、相互理解を高めるいい機会だと、ワークショップを行うことにしました。
ワークショップのやり方
テーマは「仕事で大切にしていること」にしました。
(テーマは自由に設定してよいのですが、今回は会社内での自分たちの特徴、強みを見つける、という意図があったのでこのテーマを設定)当日参加した6人のメンバーを3人1組に分けます。
カードの束からランダムに5枚引き、自分の手持ちの札とし、残ったカードはテーブルに置きます。
順番に、カードの束から1枚ずつカードを引き、手元のカードの中で自分の価値観から最も遠いと思うカードを捨てていきます。
カードを捨てる際はワードが見えるようにします。常に手元には5枚のカードがある状態にします。
カードの束がなくなったら終了です。
手元に残った5枚をオープンにし、1人ずつなぜそのカードを選んだのか、自分の考えを発表していきます。
それぞれの価値観や話された内容はホワイトボードに書いていき、写真を撮って後でも見られるように共有をしました。 時間はカード選びと意見交換を含め2時間程度で行いました。
ワークショップのポイント
フランクな雰囲気づくり
このワークショップは楽しく、自由に意見を言い合いながら行うことで、より深い相互理解を得られます。ですので、堅い雰囲気にならないよう、お菓子を用意したり、BGMを流したり、リラックスして取り組めるように部屋のセッティングを行いました。
意図を明確にし、心理的なハードルを下げる
自分の価値観をオープンにすることに抵抗を感じる人もいます。実施にあたっては、「相互理解が目的で、自分たちのチームの強み、チームとしての価値観を探るためのワークショップ」だという明確な意図を事前に説明しました。 場合によっては、さらに心理的なハードルを下げ、オープンに相互理解ができるよう「相手の意見を否定しないように」などの前提を開始前にアナウンスしてもよいと思います。

効果、成果
メンバーの意外な共通点を発見
このワークショップを行い、一番の発見だったのはメンバーが「成長意欲」や「仕事への情熱」「相手の期待に応えたい」といった価値観を共通して持っていることでした。私たちのチームのメンバーは普段は強く自己主張せず協調性を大事にするタイプが多いのですが、内面では熱い一面を持っていることがこのワークショップを通してわかったのです。
ワークショップ内で意見交換をしている時に、こうした共通点をみんなで発見し、「このチームは表面的にはおだやかだけど、中身は熱い『ロールキャベツ』のようなチームだね」という会話をしました。
この会話をきっかけに、「ロールキャベツ」を自分たちのチームのアイコンとして社内資料などで使用しており、他チームに「協調性を保ちうまく周囲を巻き込みながら、自分と周囲にとって最善の環境をつくる」といった自分たちの強みを説明するのに役立っています。こうした深いところまで踏み込んだチームの強み、特徴をみんなが納得感を持てる形で発見できたのはこのワークショップのおかげだと思っています。また、こうした経験を得て、メンバーのチームへの帰属意識が高まったように感じています。
チームワークが高まった
相手の価値観を知り、自分の価値観をオープンにする、という経験をすることでよりメンバー同士の関係性が強固になったように感じます。あくまで肌感覚ではありますが、「自分のことを知ってもらっている」という心理的安全性がコミュニケーションを円滑にしたり、助け合いの精神を生み出したりといった形でチームワークを高めているのだと感じています。
自分自身の価値観に気付く
チームワークに効果を発揮するだけでなく、自分を見つめ直す機会にもなりました。最初に5枚の手札を見た時、「これで全部自分の価値観が揃ったんじゃない?」と思ったのですが、束からカードを引き、取捨選択を繰り返すうちにだんだんと自分の価値観がシャープになっていく感覚を得たのです。終わってみるとマネージャーという立場になったことで、自分自身の仕事に対してだけでなく他のメンバーへの貢献や育成といった価値観を大切にしていることがわかり、ロールによって価値観も変化するのだと実感しました。








