
エンゲージメントに繋がる「DEIB」の理解を深める、Wevox交流会を開催
2025年5月、Wevoxでは初めての試みとして、DEIBをテーマにした「セミナー&交流会」を開催しました。DEIBとは、「ダイバーシティ(多様性)」「エクイティ(公平性)」「インクルージョン(包括性)」「ビロンギング(帰属意識)」を指す、組織づくりの考え方です。 当日はWevoxをご利用いただいている25社31名の皆さまにお集まりいただき、他社の事例や取り組みをシェアしながらDEIB推進のヒントを探りました。
「多様性」などの言葉を聞いたことはあっても、それを“自分ごと”として深く語り合う機会は意外と少ないもの。
だからこそ、今回のイベントでは、DEIBを腹落ちできる場を届けたいという想いで準備を進めてきました。
第一部:イラストを通して、DEIBを感じる
第一部では、アトラエ独自のDEIBのイラストを使ったワークを実施しました。
「この絵の中で、何がDEIBを表しているのだろう?」

そんな問いかけから始まり、参加者同士で意見を交わしながら、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ ビロンギングの意味を、それぞれの言葉で語り合う時間となりました。
「なるほど、そういう見方もあるんだ」「自分では気づかなかった視点が新鮮だった」といった声が自然とあがり、会場は初めて会ったとは思えないほど和やかな雰囲気に包まれていました。

言葉だけでなく、“体験”としてDEIBを理解する時間。
それが、このワークの醍醐味でした。
さらに、Wevox独自の調査データも紹介。
女性のエンゲージメントが30代後半を境に下がっていく傾向や、役職別に見ると男女ともに役職が上がるにつれてエンゲージメントが向上していくデータには、「信じられない」「衝撃的です」と驚きの声が上がっていました。

また、ビロンギング(メンバーが職場に対し、「帰属意識」や「自分の居場所がここにある」と安心感を得られている状態)という考え方に触れ、心理的安全性がエンゲージメントと密接に関わっていることもデータをもとにお伝えしました。
最後は、アメリカと日本におけるDEIBの成り立ちの違いについても共有し、それぞれの背景を知ることで、DEIBをさらに深く理解する時間となりました。
第二部:自社のDEIBのあり方や取り組みのヒントを探る
第二部では、グループに分かれてディスカッションを実施。
「多様性って何だろう?」「自社でできることって何だろう?」「DEIBを推進する時の壁って何だろう?」といった議論が、それぞれのチームで繰り広げられました。

ファシリテーターがマイクを使って「お時間です!」と声をかける必要が出るほど、白熱して盛り上がった時間でした。
その後は、「自社でこんな取り組みをしている!」「こんなことをやってみたい」というテーマでさらに対話が続き、推進者ならではの悩みや、現場との温度感の違いについても本音が飛び交いました。
「それ、うちも一緒です!」「分かります、その感覚!」と、お互いが同じ悩みを抱えていることを知り、共感し合う場面も多く見られました。
最後は、経営・人事・現場、それぞれの立場で、自社でできるDEIB施策を考える時間。真剣にメモを取る人、うなずきながら話を聞く人、少し迷いながらも言葉を探して話す人――みんなが「DEIB」というテーマに向き合い、共感の輪が広がる瞬間がたくさん生まれていました。

話し合いから見えてきた、DEIBのリアル
グループに分かれてディスカッションでは、たくさんの意見が飛び交いました。その中で語られていた話題を一部ご紹介します。
🔹 「多様性」って、実はすぐそばにあるもの
性別や年齢だけでなく、経験や価値観の違いもダイバーシティ。「多様性はあるもの。でも、意識しないと見えないものでもある」。そんな気づきが、会話の中で広がっていきました。
🔹 「心理的安全性」って、何だろう?
「意見を遠慮なく言えること。でも、関係性が近すぎると逆に言葉がきつくなることもあるよね」といった声や、「違いを楽しめる風土が大切」という意見が聞かれました。
参加者の声からは、心理的安全性が生まれる瞬間や、難しさを感じるリアルな場面も共有され、「わかる!」「それ、うちの会社でもある」という共感がたくさん飛び交っていました。
🔹 DEIB推進のリアルな壁
「人事だけが頑張っても現場がついてこない」「経営層の本気度が社員に伝わることが大事」「“これをやる意味あるの?”という問いにどう向き合うか」
そんな葛藤も、あちこちで語られていました。
「誰のためのDEIBなのか?」
この問いを持ち続けることが、次の一歩につながるのかもしれません。
Wevoxチームは、推進者の皆さまを応援しています
今回の交流会では、
「DEIBは、誰か特別な人のものではなく、私たち一人ひとりがつくり出していくもの」
そんな気づきを持ち帰っていただける場になったのではないかと思います。
Wevoxでは、これからもDEIB推進やエンゲージメント推進に役立つ場をつくっていきます。
ぜひ、次回のイベントもお楽しみに!

執筆:須賀 友子(Wevoxカスタマーサクセス)







