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自分の心って、どう整える?レジリエンスを高めるコツを発見しよう!

自分の心って、どう整える?レジリエンスを高めるコツを発見しよう!

今回はEngagement Run!Academyのメンバーと共に、「レジリエンス(心の回復力)」をテーマにしたワークショップを実施しました。VUCAの時代において、困難やストレスと向き合いながら、自分らしく働き・生きていくために必要な“しなやかな強さ”を育むきっかけ、自分なりの回復法を知る有意義な時間となりました。

本企画のきっかけ

Engagament Run!Academy講師陣が普段レジリエンスを高める上で意識していることや、心理学的知見をベースに“自分なりの心の整え方”を発見し、他者とのつながりの中で深めていくこと"をテーマにした今回の企画。

エンゲージメント推進活動を行う中で、

  • 社内で孤独感や孤立を感じてしまい、1人で行う推進活動そのものに「壁」を感じてしまっている方

  • 推進活動を続けていく中で、周囲の風当たり(抵抗反応など)に負けてしまいそうになる方

など、何かとメンタルが疲弊しがちなシーンに出くわす方々に向けて、何かお役立ちできないか?という発想をもとに生まれました。

冒頭は「心の回復力=レジリエンスとは?」をテーマにインプット

まずは、お互いの自己紹介タイム(チェックイン)。今回は自己開示のシーンが多いため、初対面で打ち解けられるよう、「最近、心が折れそうになったこと」という身近なテーマをお題にスタート。お互いの自己開示で場が温まった後に、講義パートです。

「レジリエンス研究の第一人者であるカレン・ライビッチ博士(ペンシルベニア大学ポジティブ心理学センター)の6大要素モデルをベースに、「レジリエンス」の基礎理解を深めました!

レジリエンスは元々持っている個人の資質のみにあらず、「後から鍛えることができる」という内容に、新たな気づきを得た方も。

そして、6大要素の1つ「自己認識(内的言語や思考の癖)」を理解するというテーマを深掘り、人が持つ「認知(脳の仕組み)」について、それを体感するショート動画「Invisible Gorilla」を皆さんで鑑賞。

※動画を見たことのない方にとってはネタバレになるので伏せますが、「あるものが動画の中に映っていたのが見えましたか?どうですか?」という問いかけに、会場内がざわつき、非常に盛り上がりました(笑)

動画を通じて、人は「意識を向けたものしか認識できない」ということの理解、脳の“選択的注意”がいかに視野を狭めるかを実感するワークを実施し、過度な「思い込み」や「認知」がその人の「メンタルダウン」や「回復を妨げる」要因になることを、体感いただきました。

ワークショップ①:自分の「エネルギーUP & DOWN MAP」を描いてみよう!

最初のワークでは、過去1ヶ月の出来事を振り返りながら、自分のエネルギーが「下がった瞬間」「回復できた瞬間」を洗い出しました。
グループ内でシェアし合う中で、

  • 「自分で自分を責める傾向があることが分かった」

  • 「他者の応援や共感が回復のトリガーになる」

  • 「気づけば、自然や音楽、映画から力をもらっていたかも」

など、それぞれの“心の揺れ”と“回復パターン”が見えてきました。

ワーク後、各グループで内容のシェアタイムです。

参加されている皆さんの放つおおらかな空気や親しみから、多くの方が笑いながらご自身の「エピソード(時にはちょっとした愚痴も吐き出して、スッキリされている方も)」を語り、気分や表情が晴れやかになっていました。

自分の「心の中の気持ち」を誰かに語る・分かち合うことによる「心の癒し」を早々に体感されている方が多かった気がします!

ワークショップ②:「自分のレジリエンスMAP」(エンゲージメント活動ver)を作る

続くワークでは、ここまでの自己理解をベースにして、より体系的に「困難に直面したときの自分」を具体的シーンとともに振り返り、ご自身の「内的言語(心の口癖)」や「具体的な回復法」を自分なりに整理していきました!

参加者からは、

  • 「“自分だけじゃない”と思えた瞬間に救われた」

  • 「“相談できる人リスト”を作るのはすぐに実践できそう」

  • 「回復のトリガーは、過去の自分の成功体験を思い出すことだった」

など、すぐに日常に活かせそうなヒントが続々と挙がりました。

面白かったのは、自己完結で回復できる人もいれば、人とのつながり(誰かに頼る・話を聞いてもらうなど)が一番の回復法であるという方もおり、やはり回復法も人それぞれだなぁと感じました。

ワーク終了後は、参加者全員で気づきを共有し合いながら、「レジリエンスを高める環境とは何か?」を自由に対話。

交流の中では、

  • 「レジリエンスは一人で高めるものではなく、つながりの中で育まれる」

  • 「自分の“回復法”を可視化しておくことで、仲間にも頼りやすくなる」

  • 「対話によって“自分は意外と立ち直れている”ことに気づけた」

などのコメントのほか、他者と対話したこの瞬間で回復されている方も多く見られました。

※中には「Engagement Run!Academyの仲間たち・コミュニティそのものが自分の回復手段の1つです!」とコメントされた方もおり、個人的にとても嬉しかったです。

今回のワークショップを通じて、レジリエンスは特別な才能ではなく、日々の選択やつながりの中で“育てていける力”だと再認識しました。

一人では見つけにくい「自分なりの回復法」も、対話や共感を通じて可視化されていくもの。今後もこうした“心の整え方”に向き合う時間を、仲間と共に続けていけたらと思います。

参加された皆さんの感想

参加いただいた皆さんのアンケートの一部を抜粋させていただきます。ほんの一部に過ぎませんが、各自が色々と学びを持ち帰っていただけたようです。

とても勉強になりました。「人は見たいものを見る」ということ、「見える範囲や視点を変える」のは後からでも鍛えられるということ。自社でもワークショップしたいと思いました。レジリエンスはフィジカルも関連していると感じました。体調が悪い時、持ち前のレジリエンスは発揮しにくい状況になると想像しますので、このようなワークショップで、自分のレジリエンスを知っておくことはフィジカルが弱っているときにもレジリエンスを発揮しやすくなると思いました(Aさん)

自分がどんなことでエネルギーが下がるのか、上がるのかを今まで何となくでしか認識していなかったものを、言語化することによって明確になったことが大きかったです。それにより今後そういう場面に遭遇したときにどうすれば回復できるのかも傾向が掴めたので、これから下がっても怖くないと、いい意味で強気になれました(笑)とても学びになる講義でしたので、早速部署内でシェア会を開催予定です!波及していきます!(Bさん)

レジリエンスについて理解が深まり、実際の業務やマネジメントでも活かせる部分が多くあるなと感じました。また同じ悩みを持つ方と意見交換をすることで、共感しあえて元気が出ました。またぜひ次回の交流会にも参加させていただきたいと思います。(Cさん)

Engagement Run!Academyが運営するブログにも参加者のメンバーが記事(しなやかな回復力を身につける)を投稿してくれましたので、ぜひご覧ください!

執筆:古市 亮太(Engagement Run!Academy講師)

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