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「話してみていいと思える場が、挑戦を生む」── SBI新生銀行グループが描く、“所属感”の新次元【DEIB研修レポート】

「話してみていいと思える場が、挑戦を生む」── SBI新生銀行グループが描く、“所属感”の新次元【DEIB研修レポート】

制度や仕組みが整っていても、心の奥で動けないと感じる瞬間があります。
この日、SBI新生銀行グループのリテールD&I部会が主催し、Wevoxチームが伴走した研修では、
“安心して話してみる”“言葉にしてみる”ことが、挑戦の第一歩になるということを伝えました。

対話から始まる“居場所”の再定義

10月29日、SBI新生銀行グループのリテールD&I部会が「ビロンギング(所属感)」をテーマにした研修を実施しました。
心理的安全性におけるコミュニケーションを基盤とした前年度のテーマを踏まえ、
今回は“安心から挑戦へ”という流れを、対話と体験を通じて設計しました。

セッション冒頭では、自己紹介の時間からスタート。
「実は、ぬいぐるみをいっぱい集めています」「実は、趣味でジャズをやっています」
そんな“個の違い”が、場の空気をやわらかく、ゆるやかに変えていきました。

「絵を観て、言葉を紡ぐ」体験

参加者は、DEIB(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)という言葉を言語化するワークに取り組みました。
同じイラストを見ながら、グループで語り合う。
そのプロセスの中で、

「自分はこう感じていたけれど、言葉にしたらちょっとニュアンスが変わった」

というひとことが印象的でした。

知識としての理解ではなく、実感としての“気づき”。
対話をしないと、わからないことがある。
そのことを静かに感じさせる時間でした。

勇気の源泉と、支援者としての視点

次のケーススタディワークでは、挑戦の裏側にある「勇気の源泉」について考えました。

・誰かが寄り添ってくれること
・上手くいかない怒りがエネルギーになること
・やりたい!という想いが力になること

それぞれの中にある“勇気の源泉”が、少しずつ言葉になって外に出ていきました。
自分と似た人もいれば、全く違うタイプの人もいる。
違いに気づくことで、見えてくるものがありました。

続く問いは、「もし自分が支援者として関わるなら何ができる?どんな言葉かけをする?」。

・寄り添ってあげる
・「本当にやりたい?」「何がしたい?」と問いかける
・壁になっていることを一緒に見つける

それぞれの支援の仕方が、自然に言葉になっていきました。

ここで生まれた気づきは、
自分の勇気の源泉と、支援者としての在り方は、よく似ているということ。
私たちは、つい“自分がしてほしいこと”を人にもしてあげようとする。
けれどDEIBの観点から見れば、それが必ずしも相手の望む支援とは限らない。

だからこそ、まずは「どんな支援を望んでいるのか」をお互いに語り合うことが、
関係を育てる第一歩になるのだと気づかされました。

参加者が自身の言葉で捉えた「ビロンギング」

終盤では、「あなたにとってDEIBとは?」という問いに向き合いました。
一人ひとりが、自分の言葉でDEIBをアウトプット。

貼り出された付箋には、リアルであたたかな言葉が並びました。

「信頼され、信頼する」
「他人じゃない感」
「違いをおもしろがる」
「ええやん」
「ありがとう」
「JAZZセッション」
「DEIBは、やっぱりわからない」

どの言葉も、完璧を目指す前に“自分の声を出していい”という許しを含んでいました。
言葉が場をつくり、場が言葉を育てる。
そんな循環を感じさせる瞬間でした。

「話してみてもいい」から、始まる挑戦の循環

ビロンギングとは、“ここにいていい”という安心と、“挑戦してもいい”という信頼。 そして、“話してみてもいい”という勇気から始まるのだと思います。

話すことで生まれる、小さな挑戦。
それは、組織の中で、日常の中で、確かな変化を生み出します。
ビロンギングは、挑戦を支える土壌であり、変化の入口なのです。

SBI新生銀行グループの研修は、11月のリモートセッションへと続きます。
これは終わりではなく、“次の章”の始まり。
Wevoxチームはこれからも、データと人の声のあいだにある“温度”を大切にしながら、
人と組織の間に「ビロンギングの循環」を育てていくことを目指していきます。

執筆:須賀 友子(Wevoxカスタマーサクセス)


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