アート×ビジネスがテーマの新オフィスでエンゲージメント活動について対話!企業横断型の交流会を開催しました【Engagement Run! Academy交流会レポート】

アート×ビジネスがテーマの新オフィスでエンゲージメント活動について対話!企業横断型の交流会を開催しました【Engagement Run! Academy交流会レポート】

今回はEngagement Run! Academyのメンバーと共に、戸田建設株式会社の新本社ビルを訪問。最先端のオフィスや建築、ミュージアムを実際に見学しながら、同社の働き方やエンゲージメント活動に関する取り組みについて理解を深める機会となりました。エンゲージメント活動の事例紹介やワークショップを通じて、エンゲージメント活動のヒントを探る場にもなったこの訪問の様子をお届けします。

本企画のきっかけ

今回の企画は、元々戸田建設の尾登さんのお声がけから始まりました。同社では2024年末の本社移転を機に、「働く」ということに対してさまざまな工夫を凝らし、新たなオフィス環境を設計しています。尾登さんは、その会社としての取り組みや直近のエンゲージメント活動をEngagement Run! Academyのメンバーにも共有し、組織づくりのヒントとして活用してもらいたいと考えていらっしゃいました。そこで、実際に同社の新オフィスを見学しながら、働き方や環境づくりの工夫について学ぶ企画を実施させていただくことになりました。

ミュージアムで歴史や思いを体感する

まずは当日、Engagement Run!Academyメンバーで集合し、「TODA BUILDING」の施設を見学させていただきました。このTODA BUILDINGは、「人と街をつなぐ」という考えのもとに、江戸時代から職人文化が根付く京橋に建設されたそうです。特に、アートとビジネスが交わる空間づくりにこだわっており、建物の中を見学させていただくと、至る所にアートが巧みに設置され、ギャラリーもありました。

その後、TODA BUILDINGの8階にある、戸田建設グループのミュージアム「TODA CREATIVE LAB “TODAtte?(トダッテ?)”」を見学。このミュージアムでは、同グループの歴史、ソリューションや技術、これからの展望が「過去・現在・未来」という視点で展示されており、映像や最新技術を駆使したコンテンツが多数並んでいました。

会社の歴史紹介では、戸田建設グループの歴史を創成期・成長期・成熟期・転換期の4つに分け、当時の様子の模型や音声、写真、展示物が多数展示されており、創業以降の同社グループの思いを体感することができました。

ミュージアム全体の中でも特に印象的だったのは、幅15mのLEDダイナミックビジョンで見渡す映像でした。これまでに手がけられた建築や浮体式洋上風力発電の映像など、臨場感ある体験が得られました。様々な人の知恵と技術によってものづくりが進められているんだなと感じられます。

また、建設業界ならではの工夫が随所に見られた点も印象的でした。館内の一部では建物の構造がむき出しになっており、普段は目にすることのない建築の裏側を体感できる仕掛けもあります。単なる展示ではなく、空間そのものが建築の魅力を伝える場になっているのが特徴的でした。

個人の方の見学も可能とのこと。ものづくりがお好きな方だけでなく、エンゲージメント活動に携わっている方にも学びが多いミュージアムだと思うので、ぜひご覧いただければと思います。(戸田建設様ミュージアム予約サイト

その後、オフィス見学もさせていただき、最新の技術とこだわり尽くされたオフィスデザインの数々でEngagement Run!Academyメンバーも感動していました。

エンゲージメント活動の事例紹介でさらに理解を深める

オフィス見学後、同社が取り組むエンゲージメント活動の事例紹介と参加者同士の意見交換を行いました。同社は2023年5月からWevoxを導入し「ワクワクしながら創造的に働ける会社」を目指してエンゲージメント活動に取り組んでいます。(過去の取材記事はこちら)活動の中心を担っている事務局の小出さん、尾登さんより、これまでの活動の歴史や、組織づくりへの想いについて伺いました。社員の働きがいや、つながりを深めるために様々な施策を実施しており、その具体的な取り組みを伺うことで組織づくりのヒントを得る機会となりました。

事例紹介の後には、参加者同士での意見交換や質疑応答も実施。自社のエンゲージメント向上に向けた課題や取り組みについて共有し合い、それぞれの視点から学びを深める時間となりました。

課題をテーマに、ワールドカフェで視点を拡大

事例紹介終了後に、同社が実際に抱える課題感をテーマに、「ワールドカフェ」という対話形式を用いて対話を行いました。テーマは、「持続性、再現性のある活動と仕組み化」です。

ワールドカフェとは、少人数のグループに分かれ、対話を重ねながら、アイデアや知見を深めていく手法です。具体的には、各グループで王様役(ホスト)を決めて、まずは自国(自分の所属するグループ)でテーマについて話します。その後、一定時間ごとに旅人役のメンバーが他のグループの旅人役と入れ替わり、新たな視点を受け取りながら、最終的に自国に戻って他グループの意見を共有します。グループごとに話し合いながら、他グループの知見も交えた新たな解決策のヒントを模索できる仕掛けになっています。

ワールドカフェのパートから、戸田建設の人財戦略部の皆様もさらに参加いただき、それぞれのグループでのお話が盛り上がっていました。

あるグループでの対話内容の例です。

  • まずは一緒に進める仲間が必要

  • 仲間と進むための共通言語化が大切

  • 「好き」にも多様性があって、好きの数だけやり方があっていい

  • 最終的に目指す大きい理念・軸は必要

  • 本当の意味の「持続性」は「変化し続けられること」では

対話を重ねることで、業界の枠を超えた学びや気づきが生まれ、戸田建設の皆さんにとっても、参加者にとっても、新しい発想や視点を得る貴重な機会となりました。異なる会社や業界のメンバーが集まることで、新たな発見や視点の広がりが生まれます。これこそ対話の価値だなと改めて感じた次第です。

その後、懇親会でさらに参加者の皆さん同士の情報交換を実施。集合写真の撮影では、お互いの垣根がなく、笑顔が見られたのがとても印象的でした。

参加された皆さんの感想

参加いただいた皆さんのアンケートの一部を抜粋させていただきます。ほんの一部に過ぎませんが、各自が色々と学びを持ち帰っていただけたようです。

ステキなオフィスにお邪魔させていただきありがとうございました!働く職場環境って大事だということを改めて理解しました。ミュージアムでは創業当時からの「おもい」が紡がれており、顧客・社員エンゲージメントの観点でとても素晴らしいコンテンツだと感じました!!(Aさん)

社内エンゲージメントに関する取り組みのご紹介やワークショップでは業界は異なりますが参考になる情報がたくさんあり、社内課題の言語化やネクストアクションに繋がるヒントを持ち帰ることができました。(Bさん)

オフィスのご案内を通して、オフィス自体の働きやすさだけでは無く、「”働く”という在り方」そのものに対して考えさせられる機会でした。(Cさん)

Engagement Run!Academyが運営するブログにも参加者のメンバーが記事(業務と社会とのつながりを感じる)を投稿してくれましたので、ぜひご覧ください!

今回、実施いただいた戸田建設の皆様には、素敵な機会をいただき感謝しています。改めてありがとうございました!組織や業界の垣根を超えた共創活動は、結果として自社のエンゲージメント活動にも役立つと考えています。今回のような会社横断型のイベントを今後も開催し、皆さんの活動に寄与していけたら幸いです。

執筆:平木 美紀(DIO編集部/Engagement Run!Academy講師)

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