「楽しく話す」からはじめるチームづくり。クレディセゾン2部署のWevox Board活用事例

「楽しく話す」からはじめるチームづくり。クレディセゾン2部署のWevox Board活用事例

株式会社クレディセゾン
小熊 あゆみ氏
小熊 あゆみ氏
株式会社クレディセゾン
戦略人事部 HRBP推進課

戦略人事部HRBP推進課に所属。組織活性の担当として、社内サーベイ「Wevox」の運用を担い、全社的なエンゲージメント向上の推進役を務める。組織のパフォーマンス最大化を目標に掲げ、エンゲージメント活動を推進している。自身が所属する13名のチームにおいても、メンバーの連携強化・チーム力向上を目的に、月に一度のミーティングでWevox Boardを積極的に活用。

カテリーナ氏
カテリーナ氏
株式会社クレディセゾン
広報室

広報室に所属し、社内PRを担当。2023年に入社した社会人3年目で、主な業務は社内報の作成、公式noteの運営、社内イベントの企画・実施など多岐にわたる。「楽しく話し合う」ことを大切にしており、7名体制の広報室において、高いエンゲージメントを維持・向上させるためにWevox Boardをフル活用。

Wevoxのサーベイスコアは、ただ計測するだけでなく、チームでの対話に活かすことが大切です。しかし、いざ対話をしようとしても「スコアをどう振り返ればいいかわからない」「対話のテーマに悩む」といった壁にぶつかるチームも少なくありません。

そこで、本記事では、株式会社クレディセゾンの戦略人事部と広報室が、「対話」の質と楽しさを向上させるためにWevoxのホワイトボードツール「Wevox Board」をフル活用している事例をご紹介します。

2つのチームが実践する、すぐに真似できる具体的な活用法から、導入後のポジティブな変化まで。チームの対話を次のステップに進めるヒントがきっと見つかるはずです。
※取材時(2025年10月)の部署・役職になります。

「楽しく話す」ために、Wevox Boardをフル活用

— お二人はチームづくりにおいて、「Wevox Board」を活用しているとのことで、今日はその背景や活用法についてお聞きしたいと思います。

小熊: 戦略人事部では、毎月のチームでの対話でWevox Boardを活用しています。まだ社内でも知らない人もいますし、社外の人にも知ってもらうきっかけになればうれしいです。

カテリーナ: 広報室でも、「楽しく話したい」という思いからWevox Boardをフル活用しています。この記事を通じて、いろんな使い方、活用法を知ってもらって、楽しく対話するチームが増えるといいなと思っています。

— では、まずはお二人の自己紹介をお願いします。

小熊: 私は戦略人事部のHRBP推進課に所属している小熊と申します。今期から組織活性の担当になり、社内で「SAISONサーベイ」と呼んでいるWevoxの運用を担当しています。全社的なエンゲージメント向上の推進役を担うと同時に、HRBP推進課自らのチームづくりも実践しています。

HRBP推進課は現在13名の組織です。採用や社内ローテーション、人材育成、キャリア支援、そして組織開発まで、人事に関する幅広い施策を総合的に手がけています。

カテリーナ: カテリーナです、よろしくお願いします。私は1年前に広報室へ異動し、現在は社内PRを担当しています。主な業務は社内報の作成、公式noteの運営、そして社内イベントの企画・実施などです。2023年に入社し、社会人3年目になります。

広報室は7名体制で、社外PRと社内PRの担当に分かれています。

広報の活動の一環で、公式noteでもWevox活用をはじめ、様々な発信をしているので、ぜひ読んでいただければうれしいです。

— ありがとうございます。クレディセゾンでは、会社全体として「エンゲージメント」をどのように捉え、向き合っているのでしょうか。

小熊: 昨年、クレディセゾンが組織開発で目指すべき姿として、「エンゲージメントを高めて、組織パフォーマンスを最大化する」という目標を掲げました。そのため、エンゲージメントと向き合うことは、全社にとって重要なテーマだと捉えています。エンゲージメントをただ高めるだけでなく、パフォーマンスにも結びつけるところまでを目標にしているのが、弊社の活動の特徴です。

そして、エンゲージメント活動推進のために、まずは可視化をしようとWevoxの導入を決めました。

— 現在のWevoxの基本的な運用状況について教えていただけますか。

小熊: 毎月1回の頻度で配信しています。一部の人事担当者を除き匿名性で、社員は自身のスコア、会社全体のスコア、そして所属チームのスコアを閲覧できる状態です。

「一枚岩に」「他部署のモデルに」対話会を始めた2チームの想い

— エンゲージメント活動をスタートするにあたって、それぞれのチームではどのような課題感や、「こうなったら良いな」という期待がありましたか?

小熊: 私が所属するHRBP推進課は、この春にチームが大きく刷新されました。13名のメンバーのうち、課長を含めて約半数の6名が新しく異動してきたメンバーのため、この新しいチームで全社の人事施策を担っていくため、最大の課題は「チーム内の連携強化」でした。

私たちのミッションは、各事業部に寄り添った人事施策を提案することです。そのためには、まず私たち自身が一枚岩となってチーム力を高めることが不可欠だと課長と話し合いました。そこで、月に1回、HRBP推進課のミッション・ビジョン・バリューを浸透・強化するための「組織活性ミーティング」を設けることにしたのです。メンバーは皆忙しいのですが、このミーティングには全員が参加することを重要視しています。この組織活性ミーティングで、Wevox Boardを活用していますね。

— 広報室はいかがでしたか?

カテリーナ: 広報室は7名と少人数の部署で、もともと心理的安全性も高く、メンバー間の距離が近い関係性が築けていました。ですから、何か大きな課題を解決するというよりは、この高いエンゲージメントをいかに維持し、さらに良くしていくために何ができるかを話し合うことに重点を置いていました。

また、広報室は他部署との連携が多い部署です。だからこそ、私たちがWevoxをうまく活用し、良い活動を社内に発信していくことで、他の部署のモデルケースになりたいという思いもありました。その活動の一環として、戦略人事部と同様に私たちも月に1回、Wevox Boardを活用して対話会を行っています。

テンプレート活用で対話会の準備も楽々

— では、それぞれどのようにWevox Boardを活用しているか教えてください。

小熊: 先ほども述べたように、私たちのチームでは、毎月の組織活性ミーティングでWevox Boardを活用しています。事前にスコアを確認し、その結果を踏まえて課長とその月のテーマを決めますが、スコアに引っ張られすぎないようには意識していますね。数字はあくまで参考情報として、その時々でチームにとって本当に必要なテーマで対話することを大切にしています。

Wevox Board上で1年を通じて使えるように、ウィジェット機能などを使って毎月のテンプレートを作っています。そのテンプレートと毎月のテーマをもとに、対話を行っていますね。

— 例えば、どのようなテーマで話しているのでしょうか?

小熊: 5月はチームの中で目指すべき方向を話し合いました。チームを動物に例えると?といったお題を出して、「ライオン」「ミツバチ」などそれぞれで出し合いながら、チームの強み弱みとか、共通して抱いているイメージなんかを話したんです。

6月はWevox Boardの機能にもあるバリューズカードを行いました。最後に選んだ5枚をボードに貼って、各々の価値観についていろいろ話しましたね。

7月は、横連携を強化しようということで、それぞれの担当領域で困っていることをボード上に出し合いながら話し合いました。

— ユニークなものから真面目なものまで、いろんなテーマで話しているんですね。

小熊: そうですね。毎回いろんなことを話すのですが、Wevox Boardに全部ログが残るので、先月何話したっけ?と振り返りにも使えるのがすごくいいと思っています。

それから、組織活性ミーティングに向けて毎回準備をしなくても、テンプレートさえ作っておけばさくっとできるのもいいですね。

ゲームから特性診断まで。広報室の対話を彩る活用アイデア

— 広報室はいかがですか?

カテリーナ: まず、私たちが対話会をするうえで一番大切にしているのは「楽しく話し合う」という気持ちです。そのために、Wevox Boardを活用しながら毎月違う形式でミーティングを行うように工夫しています。

例えば、キモチを表せる付箋を使ってそれぞれの元気度合いをチェックしたり、特性診断の結果を見たり、価値観ワークをやったり、付箋の使い方を工夫して隠された質問に答えるゲームをしたり……毎月いろんなことをやっていますね。

もちろん、ウィジェット機能でスコアの振り返りも行いますが、あまりスコアに執着しないようにはしています。特にスコアが大きく上がったり下がったりした月や、「労力見合わないおばけ」のような課題が可視化された(※)時には、その背景や次に何をすべきかを深く議論します。

※ウィジェット「おばけの気配」を使うことで、チームの課題が様々なおばけとして可視化される。

小熊: へぇ、出たんですか?おばけ。

カテリーナ: この前、出ましたね。予想外で、みんなで盛り上がりながら話し合いましたよ。

小熊: なるほど。うちのチームでも試してみます。

— 印象的な話し合いはありますか?

カテリーナ: 特に盛り上がったのが「個人特性診断」のグラフをみんなで見たときです。やってみるとメンバー全員の特性がバラバラで、普段関わりの深い人と思いがけずタイプが違うことがわかったんです。普段から問題なく仕事をしていたので、てっきり、その人とは近いタイプだと思っていたんですけど、真逆のタイプでした。普段のコミュニケーションでも、近しい関係だからこそ相手に合わせた伝え方を大切にしないと、と自分を見つめ直すことができました。

他のメンバー同士でも、それぞれの強みや弱みを再認識したりと、新しい発見がたくさんありましたね。社内イベントの自己紹介でもこの特性診断の結果を活用することがありました。ちなみに私は「感性豊かな働き者」でした。

— 本当にフル活用していただいているんですね。他におすすめの使い方や機能はありますか?

小熊: あとは、Wevoxのキャラクターのかわいいステッカーを使って、自分のキモチを表現したりしています。

カテリーナ: 私たちもよくやります。かわいいですし、いろんな種類があるので、楽しいですよね。

小熊: リアクションボタンもよく使いますね。例えば、誰かの意見に対して、いいねを押すと、アニメーションが動くんです。

カテリーナ: え、これはあまり使ってなかったですね。使ってみましょう。

小熊: あと、タイマー機能もよく使いますね。大勢で話すと、最後の方の人が話す時間が足りなくなったりしがちですけど、Wevox Boardだとパッとみんなが見えるところでタイマーを使えるので便利です。

カテリーナ: 私たちはプロフィールカードをよく使います。誰の意見かがわかるように、付箋とかテキストの周りにプロフィールカードを置いたり。特性も見れるので、その人のキャラクターもわかりますしね。

小熊: 職場の人と話しているとWevox Boardの存在を知らない人も結構いるので、もっと周知していきたいなと思っています。

カテリーナ: 私も「Wevox」の担当者に教えてもらうまで、Wevox Boardがそんなに色々な使い方ができるとは知りませんでした。前は、みんなでメモを書いて共有していたんですが、より効率的な方法がないか相談したところ、教えていただきました。

小熊: そうだったんですね。やっぱり、もっともっと知らせていかないといけないですね。

楽しい対話がチームのパフォーマンスに繋がる

— そこは、我々もより力を入れて情報発信していきたいなと思います。Wevox Boardをフル活用してくれているお二人ですが、それぞれのチームで変化はありましたか?

小熊: 一番の変化は、コミュニケーションが圧倒的に増えたことです。4月に新しいチームになってから月1回のミーティングを設けているおかげで、仕事の相談がしやすくなったと感じています。13人もいると普段の業務では接点が少ないメンバーもいますが、ミーティングで話す機会があることで、相談へのハードルがぐっと下がりました。

また、メンバーからの自発的な発信が増えたのも嬉しい変化です。Slackで「みんなのためになると思ってシェアします」といった情報共有が活発になったり。公式なものではないですが、男性陣のランチ会に対抗して(笑)、女性陣でランチ会が開催されたり。仕事の相談から気軽な雑談まで、コミュニケーションの機会が格段に増えたと実感しています。

— カテリーナさんはいかがですか?

カテリーナ: こうした対話の機会がなければ、お互いの価値観や思い、仕事上の目標などを深く知る機会はなかったと思います。相互理解が深まったことで、日々の仕事の連携がとてもスムーズになりました。

そして、「居心地の良い場所は自分で作る」という意識がよりチームに浸透したと感じています。それは、Wevox Boardを使って、自分たちで楽しく対話する経験を積み重ねていることが大きいのではないかと思います。

自分たちでチームをより良くしていくというポジティブな経験を、今後は他の部署にも広げていきたいです。

小熊: この記事をきっかけに、Wevox Boardを触ってくれる人が増えるといいですね。最初に話したように、弊社では組織のパフォーマンス最大化のためにエンゲージメントに注力しています。チーム内でのコミュニケーションが増え、連携が高まることは、パフォーマンスにもいい影響を与えるはずです。

カテリーナ: そうですね。楽しく対話したり、相互理解を深めるために、Wevox Boardはすごく便利で、いいツールなので、多くの人にも使ってほしいです。そうやって、日々の連携を高めていくことは、仕事のパフォーマンスにも繋がると思います。

でも、やはり楽しさを感じられるからこそ継続できるものだと思うので、Wevox Boardを活用してみんなでわいわい話す時間をたくさん作ってほしいですね。

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