「関係性の質」を組織の変化へつなげるために。事務局と現場で「組織づくり」を熱く語り合う【Engagement Run! Academy交流会レポート】

「関係性の質」を組織の変化へつなげるために。事務局と現場で「組織づくり」を熱く語り合う【Engagement Run! Academy交流会レポート】

2026年1月29日(木)、アトラエオフィスにてEngagement Run!Academyの交流会が開催されました!今回は、日本ペイントグループ EFE(※)の皆さんと、彼らのプロジェクトに伴走している講師の神吉でタッグを組み、リアルな事例共有を踏まえた対話型のワークショップを実施してくださいました。その様子をEngagement Run!Academy講師の鳥崎がレポートさせていただきます。
(※「Engagement for Employee(EFE)」は、日本ペイントグループ内でエンゲージメント活動を行う有志コミュニティです)

企画の背景:現場の伴走から見えた「ある気付き」

今回の企画は、講師の神吉が、日本ペイントグループ EFEさんのプロジェクトに伴走している中で得た「ある気付き」を主軸に企画してみよう!というのが始まりでした。

その「ある気付き」とは大きく分けて以下の2つです。

1.「関係性の質(※)で終わってしまう」問題

「関係性の質」を良くすることはもちろん大切ですが、それだけでは不十分です。さらに組織のゴール、役割、戦略、意思決定の仕方等のいわゆる「タスクプロセス」に働きかけることまでやる必要があるという視点です。

(※)関係性の質
ダニエル・キム氏によって提唱された『成功の循環モデル』のキーワード。組織を4つの質で捉え、周囲との関わり方やコミュニケーションといった「関係性の質」が高くなると、「思考の質」が高まり、それが人々の「行動の質」を高め、成果が生まれて「結果の質」に繋がり、好循環が生まれるという考え方です。

2.打ち手(What/How)よりも大事なこととは?

多くの場合推進者は「何をやるか?」という打ち手に関心がいってしまいがちですが、神吉曰く、実はそれは二の次。打ち手の中身よりもさらに重要なのは、「現場で打ち手を決めること」である、という話です。

今回の交流会では、EFEの皆さんが試行錯誤の末にたどり着いた、現場主導の組織開発のリアルを共有いただき、事務局が現場と共に組織を動かすことについて議論し、会場も巻き込んで対話的に深めていく構成としました。

参加は「1社2名」を必須条件に

実は今回の交流会、これまでのEngagement Run!Academyの交流会とは少し異なる「参加条件」を設けました。

通常はEngagement Run!Academyメンバーであればどなたでも参加可能ですが、今回は企画段階での議論を経て、「1社2名」での参加を必須とさせていただきました。また、「事務局+現場メンバー」のような組み合わせでの参加を推奨しました。

背景には、事務局1名だけで学びを持ち帰るのではなく、実際に職場のエンゲージメント活動を動かしていく現場メンバーと一緒に参加していただくことで、「学び→実践」へとより確実に接続させたいという強い想いがありました。

裏話ですが、企画側としては「参加条件が厳しくて人が集まらないのでは…」という不安なスタートでした。しかし、蓋を開けてみると、なんと30名強の方が集まる熱狂的な場となりました!

熱量が伝播する!リアルな事例共有パート

いよいよイベントがスタート。

登壇者のEFEの上田さん、栗波さん、舘さん、藤村さんと、講師の神吉の自己紹介から始まりました。

アイスブレイクを経て、メインのEFEによる事例共有パートへ。

ここではEFEの4名が交代で登壇し、それぞれが社内のとあるチームを伴走支援する中でのリアルな苦労や葛藤などを詳細にお話しくださいました。

EFEの方がさらっと説明されているところを、講師の神吉が、組織づくりの観点で「みなさん、これってすごくないですか?」「実はここがポイントなんですよ」など合いの手を入れたり、補足説明を入れていきます。

何より印象的だったのは、話しているEFEの皆さんの「熱量」が全面に出ていたことです!

私も思わずのめり込むように聞き入ってしまいました。

参加者の皆さんもその熱量に呼応するように、メモを取りまくり、質問が止まらない状態に。まさに「熱意の伝播」を感じる時間でした。

同じ会社の仲間と語り合う対話パート

事例共有パートの後は、参加者からの質疑応答の時間です。ここでも質問ラッシュで、大盛り上がり!(タイムキーパーをしていた私が止めに入るくらい笑)

「そもそも現場に伴走しなきゃいけないんでしたっけ?」という深めな問いも出ていたのも印象的でした!

そして後半は、今回の「1社2名参加必須」という条件を活かし、同じ会社のメンバー同士で、「今後自社/自チームにどう持ち帰るか?」について膝を突き合わせて話し合っていただきました。

対話パートでは、参加者の皆さんがお互いに向き合い、熱く語り合っている姿があちこちで見受けられ、企画側としても「やってよかった!」ととても嬉しくなりました!

対話パートもあっという間に終了し、最後に講師の神吉からの総括と、参加者の皆さんからの感想タイムがありました。

「まだまだ話し足りない!」「伴走とは何かを改めて考えさせられる」など、前向きな感想や新たな気づきの共有があり、会場全体が一体感に包まれました。

クロージング&交流タイム!

ワークショップの最後には、恒例の集合写真撮影!(今回もポーズはWevoxの「W」ポーズです!)

そしてその後の交流タイムは登壇者の藤村さんの乾杯でスタート!

交流タイムでは、登壇者も参加者も入り混じって、終了時間まで熱いトークが繰り広げられました。

Engagement Run!Academyでは、今後も様々なイベントを企画してまいりますので、皆さまのご参加をお待ちしております!

現在メンバーも募集しています。ご興味のある方はこちらのページをご参照ください!

執筆:鳥崎 乃理子(Engagement Run!Academy講師)

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