
エンゲージメントの実践と発信を繰り返す糧になる〜3名の認定者に聞いた、CEEPで受け取れる価値〜

2008年新卒入社。プログラム開発、金融業界のシステム基盤開発・運用、クラウドサービスの企画・運営などを担当したのち、現部署にて、先進人材を育成するための研修を企画・運営している。前部署にて2年間推進した「エンゲージメント向上活動」の経験をもとに、全社員向けの情報発信やコミュニティ運営も行う。2022年8月にEngagement Run Academyに入会し、開始直後にCEEPを受講。Lv.1、Lv.2、Lv.3の全てを取得済み。

土壌・地下水環境問題を取り扱う部門に所属し、関西・中国・四国を担当するチームのグループリーダーを務める。地球環境事業部のエンゲージメント活動推進委員として、またチーム7人のリーダーとして、エンゲージメントを活用した課題解決・生産性向上に向けて取り組んでいる。2021年7月にEngagement Run Academyに入会し、CEEPのLv.1、Lv.2を取得済み。

今日から手ごろに利用できるオフィスや事務所の電話番「fondesk」の事業部にて、セールスの立ち上げ、チーム化、一部マーケティングなどを担当。社内のエンゲージメント向上プロジェクト「OASIS」にも参加し、事業部内のエンゲージメント向上に現場から向き合っている。2024年9月にEngagement Run Academyに入会し、CEEPのLv.1を取得済み。
社内のエンゲージメント推進者が集まり、共に学ぶ場である「Engagement Run!Academy」。アカデミー参加者なら誰でも受講できるエンゲージメント実践認定プログラム「CEEP」でLv.1、Lv.2、Lv.3の認定をそれぞれ取得したお三方に、受講しての変化や現場で実践した内容、CEEPのプログラムに感じた価値について伺いました。
※取材時(2025年2月)の部署・役職になります。
自信が実践に、実践が自信に繋がる
―エンゲージメント実践認定プログラム「CEEP」を受けてのご自身の変化や、現場で実践した内容を教えてください。

笹島:自身の変化としては、日々仕事で起きていたモヤっとする出来事を俯瞰して見ることができるようになったという点があります。「なぜその出来事が起き、どうしていくのが良いのか」をクラスで学べ、仕事で感じていたモヤモヤがスッキリしたことで、エンゲージメント活動の価値を実感できました。自分のエンゲージメントが明確になり、選択に自信が持てるようになったことで仕事の調子も上がり、チーム全体の雰囲気や、営業成績にもプラスに働きました。
他の変化としては、CEEPのクラスで行ったワークショップをチーム内で実践することで、「エンゲージメント」「主体性」といった共通言語を持ってコミュニケーションが取れるようになり、1on1がしやすくなりました。また、チーム内での活動に留めないために、部署内の他チームのリーダーも巻き込んで、CEEPで学んだワークショップを実践していました。
平野:私は、メンバーとのコミュニケーションの変化を実感しています。具体的には、自分からメンバーと話す機会を増やしたり、フィードバックの仕方を工夫するようになりました。また、自分の価値観や思い込みのフレームから抜け出て、メンバーの目線で物事を考えられるようにもなりました。これらの変化は、「信頼貯金の増やし方」というCEEPのクラスで「信頼がある時とない時でこんなにも相手の対応が違うものか」と衝撃を受けたのがきっかけです。信頼貯金を貯めるためにも、会話量や会食量、感謝を伝える機会を増やそうと感じ、すぐ現場で実践していきました。
―CEEPでの学びをすぐ実践に移されたんですね。積極的に行動を変えていけた理由を、ご自身ではどう考えていますか?
平野:管理職になってから、メンバーへの接し方に本当に悩んでいて、どうしたら良いかを本気で考えていたからじゃないかなと思っています。CEEP受講前から、会社からやってほしいことをただメンバーにそのまま伝えるだけじゃ、前向きにやってもらえないという課題感を抱えていました。CEEP受講を経て、実際に自分の行動を先ほど伝えた通りに変えていったことで、メンバーから自分に対しての発言量は心なしか増えた気がしています。
特に受講前後で自分の変化を強く実感しているため、より自信を持ってエンゲージメント活動にも取り組めるようになりました。上司にCEEPで学んでいる内容について伝え、「時間をつくってチームに共有したい」と話したところ、ぜひやってくれと言ってもらえています。
横山:お二人の話を聞いて、仕事について、悩み、考え続けている時にCEEPに出会うと、学びを最大限に受け取って、自分を変化させていけるのかもしれないなと感じました。
私の場合は、Lv.3の認定を受けてから、組織の視点だとどうしていくのが良いかを考えながら、日々の業務にも向き合えるようになったなと感じています。例えば、意見の異なるメンバーがぶつかりあったときに、私とメンバーの1対1の関係性だけを用いるのではなく、チームとしてどうありたいか、この衝突をどのようにしてチームの力にしていくのかを考えるようになりました。メンバーがより主体的になるための、チーム単位の具体的な施策も、今まで以上に思い浮かぶようになりました。
また、CEEPの中で自分の活動をふりかえる機会が何度もあり、これまでの取り組みが整理されることで社内への説明がしやすくなりました。これは、活動の横展開をする際にも大きな後押しになると思います。
—横山さんは、最近社内でCEEP認定者同士のコミュニティを立ち上げたとお聞きしました。立ち上げた背景や、活動内容をお聞かせください。
横山:元々、組織開発に関心があるメンバーが全社横断型で150人ほど集まったコミュニティがありますが、定例ミーティングに参加するコアメンバーはそう多くありませんでした。もっと現場主導でエンゲージメント活動を進めていきたい気持ちがあり、そのために今までとは違った「学び」という軸で、新たなサブコミュニティを立ち上げることにしました。
今はCEEPでの学びを全社的に発信していく活動を軸に、それぞれの現場で活動する上での悩みの相談や、施策の壁打ちなどを行っています。まだ活動を始めたばかりですが、学びを軸に繋がったメンバー同士だと、お互いの持っている情報や使う言葉が揃っているので、コミュニケーションがスムーズにとれていると感じています。社内でエンゲージメント活動をする者同士の横のつながりも強くなり、エンゲージメント活動を組織内で広げていく力が受講以前より増したと思います。
このサブコミュニティで増幅した熱量を用いて、メインのコミュニティをより盛り上げていきたいと考えています。
社内説明に役立つ、CEEPのプログラム
—CEEPの認定までに、対象10~12クラスの受講、中間・最終レポートの提出、実践内容の発表、という大きく3つのプログラムを経てこられたと思います。まず、皆さんの印象に残っているクラスについてお聞きしたいです。

平野:先ほどもお話ししたLv.2の「信頼貯金の増やし方」というクラスが特に印象に残っています。自分への信頼貯金が相手の中にあると同じアイデアでも受け入れられやすくなるという話で、信頼貯金を増やす行動の大切さが腹落ちしました。途中で紹介された「花を買って飾ろう」の例がわかりやすかったので、ぜひ皆さんにも受けて欲しいです。
横山:わかります!その例、とても良いですよね。好きなクラスは多いのですが、その中でも一番印象的だったのは、Lv.3の「対話の質を高める“智慧の車座”を体験する」です。自分の抱えている問題に対して、参加者の皆さんから自由に解決策を投げてもらうことで、モヤモヤが解されていくのを実感できました。色々な方の意見を聞けるのがすごく学びになるので、このクラスには何度も参加していますね。チームで問題解決に取り組む際のアプローチとしても活用できると思っています。
笹島:私はまだLv.1の認定を取ったところなのですが、Lv.2やLv.3のクラスもちょくちょく受けていて、「対話の質を高める“智慧の車座”を体験する」は横山さんと同じく私も一番好きなクラスです。テーマ・オーナー(相談者役)として参加した時、とても話が盛り上がったので「このまま飲みに行きたい!」と口に出したら、その時、支援メンバー(相談を聞く役)をしてくれていたみんなと飲みにいくことが決まったんですよ。そんな嬉しい出来事もあり大好きなクラスなので、私もリピートしたいと思っています。
—次に、中間・最終レポートについてお聞きしたいです。大変だった点はありましたか?
平野:今までCEEPのLv.1、Lv.2と受けてきて、一つひとつのクラスの内容が濃いと感じています。中間・最終レポートでは、そんなクラスでの学びを、自分のエンゲージメント活動の経験も踏まえて言語化し直す必要があるので、正直私は大変でした。ですが、クラスごとにバラバラと受け取っていた学びが「一人との関係を深めるための一連の取り組み」として整理でき、理解は確実に深まったと感じています。結果、自分の行動の変化にも繋がっていますし、周りにCEEPの内容を共有する上でも役立っていると思いますので、やって良かったと思っています。
—実践内容の発表はいかがでしたか?
横山:CEEP内の実践報告クラスで、1回7分の発表を3回してみて、社内に共有していく際に再利用しやすいことに気づきました。長すぎず、十分な説明もできる、社内説明する際にちょうど良い時間だなと思っています。自分の行ってきた活動とその効果を短い時間にまとめるのはもちろん大変な作業ですが、社内に広げていく上でとても役に立っています。見ている方たちのフィードバックが温かいのと、他の方の発表もケーススタディとして参考になるので、発表者としてだけでなく、オブザーバー(傍聴側)としてもよく参加しています。
—笹島さんは、CEEPを受講する中で大変さを感じる場面はありましたか?
笹島:楽しく駆け抜けられましたが、時間の確保は大変だったなと思っています。自社メンバーでCEEPのLv.1に取り組んでいる方の中にも、時間が取れなくて滞っている方がいます。たとえばクラス受講に関しても、リアルタイムで受けようとすると、社内調整が必要な場面も出てくると思います。私は、他の推進者の方とコミュニケーション取れるとより学びの言語化が進む感覚があったので、リアルタイムで出席できるように日程調整をしていました。
社内調整には上司や同僚の理解が必要になってくると思うので、自分から「私は今こういうことを学んでる」と周りに伝えるアクションも大事になるのかなと思います。他には、CEEP受講を薦めている人事側から、CEEP受講者の上司に対して「この人は今こういうチャレンジをしているよ」と共有するのも良いかもしれません。弊社では人事部がCEEPプログラムを推進しているので、今度そのメンバーに伝えてみようと思います。
横山:私の会社でも進められていない方はいると思います。CEEPの受講者は、チームのリーダーや管理職の方が多いこともあって、日々の業務で忙しい方が多いですよね。笹島さんの話を聞いて、私も時間がないマネージャー向けに、一緒にレポートなどに取り組めるような社内CEEP勉強会を開いてみようかなと思いました。
エンゲージメントの輪を広げていく
—今後のエンゲージメント活動の展望を教えてください。
笹島:現状、自チーム以外にも、同事業部のメンバーが一部ワークショップに積極的に参加してくれて、エンゲージメント活動が少しずつ広がっている状態です。今後はその輪を、私の所属する事業部全体にまで広げていきたいと思っています。そのためにも、CEEPのLv.2、Lv.3でチーム・組織の単位にエンゲージメントを広げる方法について学び、事業部内で実践していきたいと思っています。
平野:当社はコンサルタント業を行っており、メンバーの一人ひとりが直接クライアントと関わり業務を行うという仕組み上、つい個人商店化しやすいという側面があります。理想は、メンバー間で業務上の学びやスキルを今よりも共有し、お互いがポジティブな影響のもとで高め合えることです。
まずは、私がCEEPで学んで実践したような、信頼貯金を高めるコミュニケーションが、メンバー間でも行われるように働きかけていきたいです。チームのメンバーが協力し合って、お互いに生産性を上げられる状態にしたいと思っているので、引き続きLv.3も受けて、個人からチームにエンゲージメント活動の範囲を広げていきたいと思っています。

横山:私は自社内に限らず、エンゲージメント活動を広げていきたいです。具体的にまずは、CEEPを取ることの価値を、もっと向上させたいと思っています。
CEEPの認定を受けるまでのプロセスで得られるものは多いけれど、「CEEP認定を取得したよ」と伝えても、まだ知名度が低いので社内メンバーに価値が伝わらないのが現状です。認定を取得した自分が今後も活き活きとエンゲージメント活動をし続けることで、CEEP認定の価値も周囲に伝わっていき、自分だけでなく、CEEP認定を取得したみんなのエンゲージメント活動の後押しにも繋がると思っています。開講直後に取り組み始めたこともあって思い入れがあるプログラムなので、広がっていって欲しいですね。
—最後に、CEEP受講を迷っている仲間へのメッセージをお聞かせください。
平野:私はメンバーのマネジメントに悩んでいる時にCEEPを受講して、講師の方や参加者の方に悩み相談を聞いてもらっていました。私のように悩んでいる方で、相談したい、色々な角度のアドバイスが欲しいという方におすすめできると思います。
また、仕事は人生の一部分であり、仕事の悩みが解消してポジティブに向かえるようになれば、人生も今より良いと感じられるようになると思います。エンゲージメントを学ぶことは、自分の人生の視点で見ても価値が大きいことだと感じているので、ぜひ自分のためにも受けてもらえたらいいのかなと思います。
横山:私も平野さんの意見に同感です。CEEPのLv.1では自分のエンゲージメントを考えることになりますし、その先の活動でも自分のエンゲージメントが今どんな状態なのかは考え続けます。私にとっても、CEEPを受けることは、仕事という枠を超えた人生という視野で自分を捉え直すきっかけにもなりました。また、CEEPを受ける中で自分の価値観の段階的な変化を実感していくことになると思います。それがそのまま組織でも起こっていくと考えると、エンゲージメント活動の効果をより詳細にイメージできるようになり、活動の自信に繋がると思います。
私はこれからもクラスや、実践発表の場に参加していきたいと思います。引き続き、皆さんと一緒に、エンゲージメント活動のモヤモヤやキラキラを探求できたら嬉しいです!
笹島:エンゲージメント活動は、組織の中で重要度は高いけれど、緊急ではない仕事に当たると思っています。特に忙しいマネージャーの方にとっては、日々の業務が優先になり、つい後回しになってしまいがちなのがエンゲージメント活動ではないでしょうか。けれど、ノルマに追われていたり、KPIとずっと睨めっこしていているマネージャーの方にこそ、私はCEEPをオススメしたいです。
実際、マネージャーである私一人の力だけでは、チームの営業成績はあげることが出来なかったと思っています。エンゲージメント活動によって、チームで団結して仕事ができるようになれば、難しいと思っていた数字の達成も、KPIの達成も、後から付いてくると思います。ぜひまずは、Lv.1の「エンゲージメントと主体性の関係」のクラスを受けてみて欲しいと思っています。
—ありがとうございました!







