【Teamwork Sessionレポート】自分なりのエンゲージメントを見つける&仲間との交流が活動継続の鍵!

【Teamwork Sessionレポート】自分なりのエンゲージメントを見つける&仲間との交流が活動継続の鍵!

株式会社野村総合研究所
横山 誠人氏
横山 誠人氏
株式会社野村総合研究所
クラウドサービス事業本部 ネットワークサービスマネジメント部 第一グループ

2008年新卒入社。プログラム開発、システム運用、社内支援、金融業界のシステム基盤開発・運用などを担当したのち、現部署にてクラウドサービスの企画・運営を担当。設計構築リーダーとして約10名のチームを運営している。2022年4月よりネットワークサービスマネジメント部全体のエンゲージメント活動を推進する委員会のメンバーとなり、計3名のコアメンバーで1年間、推進活動を行った。 ※2023年3月時点のプロフィールになります。

Wevoxの活用事例を学び合うユーザー参加型イベント「Teamwork Session」。今回は、株式会社野村総合研究所の横山誠人さんにご登壇いただきました。横山さんは、2022年4月よりエンゲージメント推進委員として活動されています。今回はエンゲージメント活動の内容やWevoxの活用方法だけでなく、エンゲージメントとの向き合い方など、様々な角度からお話しいただきました。

「Dream up the future. 未来創発」を目指すNRIグループ

平木(司会):本日のテーマは「エンゲージメント推進員が語る、持続的な活動の秘訣とは?」です。どうぞよろしくお願いいたします。

お願いします。野村総合研究所(NRI)は1965年に創業され、従業員数は2023年3月末時点で6782人、北米・欧州などを含めるとグループ全体で17,000人を超える規模となります。NRIはコンサルティング、金融ITソリューション、産業IT ソリューション、IT基盤サービスの4つの事業を通じて、社会の仕組み作りやお客様のビジネス、快適な暮らしを支えています。私は現在、IT基盤サービスにあたるNRIクラウドサービスで、ネットワークサービスの企画開発運営に従事しています。

私たちはコーポレートステートメントとして「Dream up the future. 未来創発」を掲げています。Dream upは大胆な考え・工夫などを意味します。未来はわからない・見えないものなのだから、思い切って私たちで作ってしまおうというNRIグループの未来に対する意気込みを示しています。未来創発は思いがけない新しいビジネスモデルを次々と生み出そうとするNRIの姿勢を表したものです。また、長期経営ビジョンとして「NRIグループビジョン2030」という未来創発を実現するためのストーリーを描いているのですが、このビジョンステートメントには、「Envision the value, Empower the change(まだ見ぬ価値を共に描き、変革にさらなる力を)」という宣言を掲げています。

他社との交流でエンゲージメントが上がっていった

つづいて、自己紹介をさせてください。私がエンゲージメント推進活動を始めたきっかけは、部署にエンゲージメント委員会が設置されたときに、部長から委員会メンバーに任命されたことです。そのため、Engagement Run! Academyへの参加も特別強い意思があったわけではなく、流れで参画しました。ただ、「Engagement Run!日誌」というnoteで学びをアウトプットする場があり、こちらについては、他社の方との学びの中で芽生えてきた自分の意思で投稿を始めて、現在も継続しています。

エンゲージメント活動をする中での挑戦も、アトラエ様や社内外の方に恵まれて、いろいろ機会をいただいている状態です。以前から参加している自社のCSR活動では、小学生から高校生の学生向けにITの授業を提供しており、学校にお邪魔して先生をやったり、毎年NRIの学生小論文コンテストで一次審査員をやったりしています。

私はエンゲージメント推進活動を継続する上で、5つの価値観を大切にしています。これは、Wevoxが提供する「バリューズカード Online」を使って出てきた価値観です。まず意識しているのは自己成長です。成果が出なくて苦しいときもありますが、継続することで得られる成長もあります。また、本日のような皆さんとの繋がりも学びになりますし、一緒に組織開発に挑戦する仲間がいることは、継続の活力にもなります。

挑戦する仲間へのリスペクトは常に持つように意識していますし、今私たちが取り組んでいる活動よりも前から、試行錯誤しながら組織開発に取り組んできた先輩方、マネージャー、経営、そして反対意見を出してくれる方にも敬意を持って対話することを大事にしています。継続するために、自分が楽しめるような遊び心も大切にしていますし、何より自分が成長できるこの活動を継続させていただいていること、そして関わっていただいた方への感謝の気持ちを忘れないように心がけています。

これは私個人のWevoxスコアの推移です。Wevoxの設定画面では個人スコアの参照権限を指定できますが、私の所属部署では匿名回答に設定しているので、本人以外が個人のスコアを参照することはできません。私のスコアは全体的に右肩上がりに見えますが、よく見れば赤い矢印の部分は少し下がっています。振り返ってみると心当たりがあって、これは業務でちょっと厳しい状況に陥ってしまった頃です。

逆に青い矢印の部分は、Engagement Run! Academyで他社の方と繋がり、Engagement Run!日誌などで情報を発信し始めて、まさに活動が軌道に乗ったような時期にあたります。このように、自身のエンゲージメントには何が影響を及ぼすのかを振り返って分析するのにもWevoxを活用できます。

チーム一丸となってエンゲージメントを推進するには

今回の題材となるNRIのエンゲージメント活動について簡単にご紹介します。この図はNRIの体制図です。社長の配下にある一つひとつの細長い四角い図形は事業部門で、お客様の業界や、クラウドサービスのような機能ごとの単位で組織しています。赤い部分は現場を表していて、青い本社機構がこれら現場の横断的な取り組みや管理サポートとして機能します。全社のエンゲージメント活動は、本社機構にある人材開発部が主導しています。

一方で、それぞれの現場で温度感や規模感にばらつきがあるので、現場レベルのエンゲージメント活動も行われています。本社機構によるトップダウンは、会社・組織全体としての方向性を示すことができるのが強みです。現場の推進者にとっては、全体の方針を決めてもらえることが大きな後押しになります。また、有用な情報を行き渡らせることで、現場マネージャーにツールやフレームワークなどの道具を提供したり、Wevoxのような会社全体での共通のものさしを用意したりすることができます。

さらに、制度改正などの大掛かりな仕掛けや、全体を見渡して現場と現場の橋渡しをすることもできます。現場でのボトムアップでは、小さな組織単位に合った活動や、一人ひとりの価値観に寄り添うことができるので、エンゲージメント活動を自分ごととして扱える人を増やしていくためには必要な活動だと思います。このように、本社機構での全体展開への入念な準備や全体の施策があって、現場メンバーの活動がサポートされています。全社のエンゲージメント活動の立ち上げ期については、人材開発部の大塚の記事を掲載いただいておりますので、DIOまたはユーザーの方はWevoxメニューの中にあるWeライブラリからぜひご参照ください。

弊社では、全社単位のWevoxサーベイと部署単位でのWevoxサーベイの両方を運用しており、全体のエンゲージメントの状態を把握するための全社サーベイを年に1回実施しています。この結果は、管理職・課長相当以上が担当組織のみを参照できます。この全社サーベイは、役員、部門長や本社機構が全体感を掴むことを目的としたサーベイです。

部署単位での個別サーベイは、現場メンバーが自分たちのエンゲージメント活動に役立てることを念頭に置いています。頻度は月1回、参照権限はNRIの新入社員を含む全社員で、お隣のチームのスコアなど、サーベイ範囲の全組織が参照可能です。このように、NRIのエンゲージメント活動では、本社機構が現場の火種を消さないことを目的とした情報・ツールの提供などの後方支援に徹しています。現場がボトムアップで自分ごとにしたエンゲージメント活動を模索しながら、熱量の高いチームが周囲を巻き込みながら推進している状況です。

「自分たちは何をするチームなのか?」を見つめ直す

つづいて、継続して取り組むために必要なことについてお話していきます。私たちが今取り組んでいる、あるいは取り組もうとしているエンゲージメント活動は一体どんな活動なのかについて考えるとき、デレク・シバースさんの「社会運動はどうやって起こすか」というTEDの講演動画がとても参考になります。最初に1人が踊り出すと、初めは冷笑されますが、そのうち一緒に踊ってくれる人が現れます。ポイントなのは、初めから踊っている人と、一緒に踊り出したフォロワーを対等に取り扱うことです。エンゲージメント活動も同じで、皆さんが最初に活動を始めたときというのは組織の中で踊っている状態なんですね。エンゲージメントと向き合う中で大切なのは、皆さんが踊っている中で勇気を出してくれた初めのフォロワーを大切にして、対等に取り扱うということです。

継続する次のポイントは、自分たちの部署が何をするチームなのかを最初に明らかにすることです。私たちはグループではなくチームです。会社などの組織ごとに目的があるはずですので、その認識を揃えていかなくてはいけません。その上で、自分の部署がどういう役割で何に貢献しているのか、それぞれの業務は自分の意欲や感情をどう満たしてくれるのかを見つめ直すと、なんとなく今の仕事の意味が見えてくるものです。しかし、それでも現状は理想と遠い状態である場合もあります。その場合は、理想の自分たちはどのような状態なのかを考えてみます。理想像を考えるのは難しく、言語化が難しいこともあるので、写真や絵で表現するのもおすすめです。

理想像が描けたら、次は「なぜエンゲージメントを向上させようとしているのか」を考えてみます。私の場合だと、会社の企業理念や経営ビジョンを私たちの業務にあった言葉に落とし込んでいきます。

この中身をキーワードで抜き出すと、「新しい価値を提供したい」「複雑な問題を解決したい」ことがミッションだとわかります。そのためには、学習し続ける組織になり、客観視を磨いて信頼関係を築くことができる、つまり健全な意見のぶつけ合いができる環境にしていく必要があります。そうすると必然的に、私たちがエンゲージメントを向上させて獲得したいものは何なのかが見えてくるわけです。

エンゲージメント活動は組織のことを考えることからスタートできる

チームになぜエンゲージメントが必要なのかわかった後は、自分なりのエンゲージメントが必要な理由を考えてみましょう。これは言い換えると、「なぜあなたはここにいるのか」を考えるということです。「業務だから」「マネージャーとして必要なスキルだから」「売り上げが上がると聞いたから」「他に適任なリーダーがいなくて仕方なく自分が来ている」「流行っているけど胡散臭く感じるから正体を暴きたい」など、人によって理由は様々だと思います。ですが学びを進めていくと、「職場の雰囲気が良くなるのであれば確かにいいな」「信頼関係が築ける生産性が向上するかも」「リーダーが発見できて育成ができるかも」みたいな雰囲気を感じ始め、エンゲージメントが流行っている社会的な背景が少しずつ見えてきます。そうすると、自分の願っていることや価値観も見え始めるはずです。

生き生きと働けば社会が生き生きとすると思うから、そんな社会で過ごしたいという人もいれば、世の中に必要なものだと理解したから自分のスキルとしてセットしておきたいという人もいる。エンゲージメントによって、部下や上司から潜在的な感情が引き出せることを嬉しいと感じる人もいますし、まだまだエンゲージメントは疑わしいけど、最先端を知りたい・組織開発の奥深さを探求したいと考える人もいます。エンゲージメント活動が自分の何を満たしてくれるのか、ここは自分の欲求と素直に向き合いましょう。

私も初めは部長に示されて始めたので、きっかけは何でも構わないですし、周りに流されながら成長する方もいます。焦らずに自分を探求して、自分なりのエンゲージメントが必要な理由を探していきましょう。少しでもその感情に気づくことができれば、この持続的な活動のための大きな力となっていきます。まずはあなた自身が継続できるために、この場にいて組織のことを考えるだけでも、すでにエンゲージメント活動は始まっているんです。

周囲の薄い反応に対して、どう対処するか?

私が、推進者として活動を継続する上で意識したのはこの4つです。まずは自分なりのエンゲージメント活動に向けた自分軸を作っていきます。エンゲージメント活動に限らず、人生は選択の連続です。自分らしい選択ができるように、その判断基準を作っていく必要があります。楽しむ活動を選択するために、例えば担当チームや組織開発にかける想いを言葉にしてみることは周りとの相互理解に繋がりますし、自分の想いの再確認にもなります。

次に、自分の価値観の幅を広げるために、自分の感情は一旦置いておいて、違った意見をまず受け止めることを意識しています。これはある程度トレーニングが必要な方がほとんどで、最初からなかなかできるものではありません。違う意見や相手の発言に違和感を持ったら、それはチャンスと捉えてください。今の私の話を聞いて違和感を持ったらチャンスです。いかに違う意見を受け止めて、自分の価値観の引き出しを増やせるかに挑戦してみると良いかと思います。もちろん、違うものを取り入れるかどうかは皆さん自身のジャッジになるので、受け止めて理解した上で「自分は違うな」と思っても全く問題ありません。

また、これは私なりの解釈なので違った意見もあるかもしれませんが、「目に見える持続的な活動」と「目に見えない持続的な活動」のような活動の性質によって心がけていることがそれぞれあります。目に見えるものとは、社内報の掲載やセミナーの開催などです。無理のない周期で、達成のハードルを低く設定し、自分のやりたいと思えないことはやらないことを心がけています。目に見えないものとは、挨拶や感謝などの習慣です。これに関しては、定期的に振り返る仕組みを作っています。あくまでも私の場合ですが、例えば四半期に1回「振り返り会」をセッティングすると継続しやすかったです。

次に、周囲の反応が薄い場合の対処法です。反応が薄いのは推進者にとって辛いことですが、そんな時でも心が折れないために意識していたのは、施策の目的を明確にすることです。これはメンバーのフィードバックに対する自分の感情をコントロールするためにやっています。例えば社内のチャットで学びのネタを紹介したけどみんなからリアクションがないとか、社内に動画をアップしたけどチャンネル登録や高評価が伸びないなんてことがあるかもしれません。ですが、これらはいわゆる情報のシャワーの施策であって、リアクションを求める施策じゃないという目的を意識することで、リアクションに一喜一憂しないという意識付けができるかと思います。

壁の超え方には様々な方法がある

初心を忘れないことも、心が折れないために必要です。学びが進んでいくと、エンゲージメントという言葉の理解も進んでいくので、分かった状態で説明してしまいがちになってしまいます。新しいメンバーにエンゲージメントについて説明するときは、自分がエンゲージメントを初めて聞いたときの感情や、クラスで初めて学んだことに対する印象・違和感を意識するといいです。そうすると、相手のリアクションが悪い場合や、理解が進まない場合への焦りや悲しみが軽減されていくはずです。ただし、初めて聞いたときの感情や違和感はメモをしないと100%忘れてしまうので、書きとめておくことをおすすめします。

また、チームで活動する際に意識していることもあります。チームで活動していると、経営への説明、メンバーへの理解促進、隣の本部との調整、似たような横断活動との棲み分けなど、いろいろ壁にぶち当たります。チーム活動をする上で生じる壁は会社や立場によって様々かと思いますが、その壁の超え方にも様々な方法があります。

乗り越えたり、迂回したり、破壊したりする越え方は、その壁が仕組み上の問題だったり、人と組織が上手くいってない状態の場合は、その問題を踏みつけたり、無視したり、ぶち壊してしまうようなイメージがあります。

ですから、できればその壁を解きほぐしたり、壁の方から道を開いてもらったり、組み替えてさらに高みを目指すような、そんな壁の超え方を目指していけたらいいなということを意識してチーム活動をしています。施策を打ったとしても、それを是が非でも継続しなくてはならないとは限りません。打った施策をどう改善していくかだけではなく、この施策の前提を今回の学びにどうアップデートしていくかも意識して次の活動に移りたいところです。

私の例ですが、対話の質を上げることで相互理解を深めたいという前提から、1on1のマニュアルを配布して、1on1での対話の品質を高めようとしました。その結果を受けてマニュアルをブラッシュアップすることも、もちろんとても大切です。ですが、ただマニュアルの改善だけにこだわるのではなく、相互理解を深めるために1on1だけではなくチーム内の複数人での対応も大切なことを前提とした内容に更新します。

そこで、チームをコーチングするシステムコーチングという施策を企画しました。このシステムコーチングは、1on1などにあるパーソナルコーチングとは違って、チームをシステムと呼んでそのシステム全体をコーチングするというものです。同様に、次はシステムコーチングの中で自分の思考の癖が新しい発想を阻害していたという振り返りから、自分の思考の癖を柔らかくほぐすために対話型アート鑑賞も企画しました。このように、継続的にもともとの課題や前提にアプローチできるように意識しています。

違う角度からチーム活動の継続を考えたとき、活動にかかる負荷はなるべく軽減したいものですよね。例えば、Engagement Run! Academyのクラスでの学びを社内に展開する際に、講義資料を組織内で二次利用することができます。クラス資料をかいつまんで紹介する「Engagement Walk」という取り組みをしていますが、これは少ない負荷で継続することができています。また現場のあるリーダーはWevoxのレポート機能を使って、サーベイ結果のレポートを手軽にチームメンバーに共有することができています。

発信は相手に伝わりやすい方法で

また、社内のメンバーが馴染みやすいような言葉を選ぶことも意識しており、NRIの場合はエンゲージメント向上の活動を「働きがい共創」と呼んでいます。◯◯共創という言葉は弊社の中では馴染みが深く、いろんな場面で使われている言葉です。皆さんも、エンゲージメントの言葉以外でも、どう表現なら伝わりやすいかを意識されると良いかなと思います。

その他の全体導入に向けた工夫では、パイロットチームで1年間Wevoxを運用してみて、率直な感想や運営のしにくさなどの経験知を貯めました。全体導入後も、ハンズオンセミナーを開催して、エンゲージメントとは何かについての話し合いや、サーベイ結果を見るときに事前にやっておくことなどを、実際に手を動かしながら体験してもらいました。

あとは少し細かい話になりますが、Wevoxのアンケートでは通知文面をカスタマイズできるので、そこを活用して部長の顔をサーベイに載せることで、世間一般の調査ではなくて、自分たちの調査であると自覚してもらえるような工夫もしています。さらに重要なのは、個別のコメントや意見を出してくれたメンバーに対して必ずフィードバックをすることです。現場への説明では、経営資料をそのまま読み上げるのではなくて、自分の言葉で私が目指したい世界を意識して伝えることを大切にしています。

あとは、活動に参加してくれるメンバーが繁忙期などを理由に一時離脱し、その後復活する場合のハードルも極力下げています。自由に抜けて自由に入れるといった部分も、持続的な活動という意味では大切になってくると考えています。

同じ悩みや目標を持つ仲間の存在と効果

つづいて、エンゲージメント活動を継続するために必要なエネルギーのチャージ方法についてお話しします。私の場合は、Engagement Run! Academyで出会う仲間から刺激やエネルギーを日々もらっています。特に少人数で推進している組織だと、活動開始時に社内に仲間が少ない状況が考えられます。そんな時は組織外の仲間と意見交換を進めてみましょう。同じ悩みを抱える仲間と出会い、違う価値観を受け止め合って自身の価値観の幅を広げていく体験は魅力的です。Engagement Run! Academyの仲間との繋がり方もいろいろ種類がありますので、ぜひ自分に合った方法で仲間を作っていきましょう。

新しい挑戦を楽しみ、アウトプットすることは、自分の学びや活動の振り返りになります。また、その学びや挑戦の軌跡を残すことにより、次の新しい挑戦に前向きに進むことができます。もちろん、アウトプットすることで得られる仲間からのフィードバックは、活動を推進するための大きな力になりますし、逆にアウトプットを見た他の仲間はあなたの挑戦を自分のエネルギーに変えてくれるはずです。また、その体験から得た学びを深めたり広げたりすることで、エネルギーがさらにチャージされていきます。

チームでの振り返りを他のチームに聞いてもらうことで振り返りが深まることもあります。エンゲージメントというのは、私たちのチームの目的で言えば新しい価値を創造するために高めるものなので、業務に繋がる学びには積極的に取り組んでいければと思っています。実際、業務に繋がる学びは現場でも馴染みやすく、取り組みやすい施策になるものです。

いろいろとご紹介しましたが、正直なところ、自組織のスコアは上がっておらず、最近は横ばいの状態です。もちろんエンゲージメントの各要素、キードライバーごとには変化があって、チームごとに振り返りをしてもらっていますが、部署全体で見たら変わらないように見えるといった感じです。とは言いつつも、個々のメンバーを見ると自分なりのエンゲージメント活動への挑戦を始めていて、数年後のスコアが楽しみだなぁなんて思ったりもしています。

エンゲージメント活動の成果はすぐ目に見える形で出てこないので、特効薬は求めず、継続することに重きを置いて活動しています。一方で、チームの成長段階や状態にマッチしていないような施策は無理に継続しようとしても逆にエンゲージメントが下がることになります。ですので、今のチームの段階に合ってないなと思ったらスパッと止めることも大切だと思います。ポイントは、いかに自分ごと・みんなごとにできるかです。

本日このTeamwork Sessionに参加された方の中には、すでに自分ごととして取り組まれている活動がある方もいらっしゃると思います。その活動をこれからみんなごととして組織で取り組んでいけるように、一緒に挑戦していきましょう。私は推進者が生き生きと業務することが大切だと思っていますが、私が特別だからできているわけではなくて、誰もが主人公になって生き生きと活動することができます。生き生きとした現場が出てきたら、その生き生きを大いに盛り上げて、組織全体のエンゲージメント向上の波を作っていってもらえればと思います。

今回の内容からいくつかヒントを持ち帰っていただけたら幸いですが、ご自身の組織に戻ってからが本番です。自組織では業務が忙しかったり綺麗事がなかなか堂々と言えなかったりしがちですが、その時はエンゲージメントに真摯に向き合う仲間がここにいるということを思い出してください。これは大きな勇気になるものだと思っています。賛同者が少なくて悩んでいる方は一緒に悩みましょう。一緒に盛り上がって大きな波にしたい方は、一緒に流れを作っていければと思いますので、お気軽にお声がけください。

Wevoxの導入を検討中だとか、いろいろなフェーズの方がいらっしゃるかと思いますが、エンゲージメント活動や組織開発に真摯に向き合っている部分は共通項だと思います。我々は仲間だという意識、勇気を持って、組織内での活動を進めていっていただけることを願っています。今後ともよろしくお願いします。

(編集部コメント)
継続に重きを置く横山さんの学びや経験を存分にご紹介いただきました。登壇資料を振り返って、自社の活動のヒントやエッセンスになる部分があればぜひ参考にしてみてください!

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