
重い会議やぎこちない対話を「楽に、楽しく」するWevox Boardの機能や使い方を解説!
「会議の空気が重い」「オンラインだと本音が見えず、チームの一体感が生まれない」。チームづくりを担うマネージャーや人事担当者の中には、こうした「対話」に関する悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。もし、日々の会議がもっと活発で、参加者の感情や本音が自然と共有される場になれば、チームは大きく変わるはずです。
そんな思いを実現するために開発されたのが、対話や会議を「楽に、楽しく」する「Wevox Board」です。本記事では、サーベイ結果の表示からユニークな「キモチ付箋」まで、Wevox Boardの基礎について、開発メンバーの木下さんに解説をしてもらいました。「Wevox Boardという機能があることを知らなかった」「知ってたけど使ったことがない」という人はぜひ読んで、使ってみていただけるとうれしいです。
※Wevox BoardはWevoxユーザーのみに提供される機能です。
会議を変えるツール「Wevox Board」とは?
—まずは、Wevox Boardで何ができるのか、基礎的なことを教えてほしいです。そもそもどういうツールなのでしょうか?
木下: Wevox Boardは「オンラインホワイトボードツール」と呼ばれる種類のツールです。会議室にあるホワイトボードを、デジタルに置き換えて、オンライン会議などで使えるようにしたツールのことですね。
テキストを書いたり、付箋でそれぞれの意見を貼ったり、図や画像を挿入したり……といったことが基礎的な機能としてあります。

—会議で今何の話をしているのか整理したり、パッと出たアイデアを書き留めたり……といったことができるんですね。会議中に他のメンバーが書いたテキストや貼った付箋を、離れた人も同時に見れるんですか?
木下: はい。Wevox Boardはリアルタイムで同期されているので、誰かが書き込んだテキストや貼った付箋などはすぐに、同じボードを見ている人にも表示されます。オンラインでありながら、同じホワイトボードを囲んで話をしているような体験ができるのが、ホワイトボードツールの利点ですね。
さらに、リアルのホワイトボードと違い、オンラインホワイトボードはすごく広いスペースを使うことができますし、ログも残ります。例えば、毎週のチームミーティングで使う場合、数ヶ月分のミーティングのログを、同じボードに残しておくこともできます。
ただのホワイトボードじゃない。Wevox Boardならではの三つの特徴とは?
—「先週何話してたっけ?」ということもなくなっていいですね。ホワイトボードツールの基礎的なことは理解できました。つづいて、Wevox Boardならではの特徴を教えてほしいです。
木下: いくつか特徴があるのですが、今回は代表的な3つをご紹介しますね。
1.エンゲージメントスコアの表示

木下:Wevox BoardはWevox エンゲージメントとアカウントを連携しているので、チームのスコアをすぐに表示できます。ウィジェットというメニューをクリックすると、いくつかの方法でスコアをすぐにボードに表示できます。
—これはすごい便利ですよね。スコアの画面を自分でスクリーンショットに撮って、PowerPointにまとめる……といった手間をかけなくてもいいんですね。
木下: そうなんです。Wevox Boardはチームでの対話をもっと楽に、もっと楽しくしてほしいという思いをきっかけに生まれたツールです。サーベイ結果をもとに、今どんなチーム状態なのか、これからどうするといいか?を話してもらえるといいなと思います。
—どのようなスコアが表示されるのですか?
木下: 最新のサーベイの各小項目のスコア、過去から現在までのスコアの推移、スコアの分布などが表示できます。ウィジェットから表示したいスコアを選択して、ボード上でクリックするだけです。任意のグループでの表示も可能です。
2.対話/会議を楽しく、楽にするキモチ付箋やにぎやかなスティッカーたち
木下: つづいての特徴が、「キモチ付箋」やスティッカーなど、対話/会議を楽に、楽しくするためのツールたちです。

—キモチ付箋……?
木下: はい。付箋機能はどのホワイトボードツールにも搭載されている標準的なものです。それが、Wevox Boardでは、付箋を使ってキモチを表現できるようになっているんです。
—あ、左上に顔が表示されていますね。楽しい顔や怒っている顔、困っている顔……などいろんなバリエーションがあります。
木下: これは、ボード上に何か意見を出すときに、キモチも一緒に出せるといいんじゃないかという発想から生まれたものです。会議だと自分のキモチはなかなか表に出せないものですが、誰しも常に心の中ではいろんな感情がうごめいているものです。そうした感情を、言葉にして出すのが難しい場合でも、キモチ付箋を使って、表現ができます。
—悲しいとか困っている……とか口にして出すと角が立つこともありそうですけど、このキモチ付箋を貼るのであれば、ぐっとハードルが下がりそうですね。
木下: そうですね。あとは、今の自分のコンディションがいまいちなときとか、忙しいときとかもうまくキモチ付箋を使って、状態を表現することもできます。逆に、うれしいときがあったときは、喜びの付箋を使えば、より自分のキモチをダイレクトに表現するのもいいでしょう。
ちなみに、通常の付箋もしっかり使えるので、フラットに意見を出したい場合はそちらを使うこともできます。
—感情と共に意見を言えると、コミュニケーションがぐっと深まりそうですね。スティッカーというのは?

木下: スティッカーは自分の気持ちとか考えを、「イラスト」を通じて表現するための機能です。Wevoxのオリジナルキャラクターたちの、ポップなイラストがたくさんあります。
—こんなにキャラクターがいるんですか?
木下: そうなんです。気づいたら、増えてました。
—このスティッカーをぽちぽち貼ってるだけで、楽しく会議に参加できそうですね。
木下: まさに、話すだけでなく、ボードにスティッカーを貼ることも、立派な会議への参加方法だと私たちは考えてます。
出てきた意見にスティッカーを貼ったり、しっかりと言語化はできないけど、なんかいいな/違うな……といった考えをスティッカーを使って表現したりと様々な使い方ができると思います。
—先ほどのキモチ付箋と組み合わせると、すごく感情豊かな対話や会議ができそうですね。
木下: チームで何か達成したときは、喜びのキモチ付箋に、いいねやハート、キャラクターが喜んでいるスティッカーなどをたくさん貼って、盛り上がることもできます。それから、リアクションというボタンを押すと、アニメーションでいいねをしたり、クラッカーを出したりできるので、よりリアルタイムに感情を表現できます。
こうした感情を表現する機能などが、Wevox Boardでは充実しています。
3.バリューズカード、トイカケカードなどゲームを通じた対話
木下: 最後に紹介するのが、バリューズカードやトイカケカードなどのゲーム性を交えた対話ツールです。
—ゲームまでできるんですか。まず、バリューズカードから教えてください。
木下: これは、価値観が書かれたカードを用いて行うゲームです。「仕事で大事にしている価値観」「人生において大事にしている価値観」など、テーマを設定し、それに合わせた自分の価値観を選んでいく……というのが基本的な遊び方になります。

もともとは実物のカードを使って、いろいろな遊び方ができるのですが、Wevox Boardではランダムに価値観をめくれる機能を実験的に作ってみました。本来であれば、自分の手札を他の人が見ることはできないのですが、Wevox Boardでは全てオープンに見ることができます。そうした環境でも、強引に遊んでみると案外楽しかったりもするので、ぜひWevox Board上でのバリューズカードの遊び方をみなさんでも見つけてもらえるとうれしいですね。
※バリューズカードについてはこちらのサイトを参考にしてください。
—自分の価値観を選ぶんですね。これは、悩みそうですね。
木下: 基本的なルールでは、手元には5枚しかカードを残せません。山から引いた価値観の中から、「これは違うな」というのを捨てないといけないので、結構悩みますよね。他の人が何を捨てたかわかるので、「あ、○○さんが“愛”を捨てた!」とか言って盛り上がることもあります。
最終的に残った価値観を見せ合って、なぜそのカードを選んだのかを共有する時間を取ることもおすすめです。このシェアタイムを通じて、相互理解がぐっと深まります。
—このゲームをWevox Board上でみんなでできるんですね。トイカケカードはどういう機能ですか?
木下: これは55枚の「トイカケ」が書かれたカードをボード上に表示できる機能です。対話をするときのテーマって毎回考えるのが大変だったりすると思います。そういうときに、このトイカケカードを使ってもらえると、楽しく対話が進められるかと思います。
それから、1on1の場などで使うのも面白いかなと思います。仕事と直接関係のないトイカケも多いので、相手の考え方や思いもよらない意見が出てきたりすることもあります。
—なるほど。対話に変化を加えたいときなどにも便利そうですね。
木下: そうですね。ワークショップをしたいときなどもWevox Boardを使ってみてほしいですね。キモチ付箋やスティッカーなどと組み合わさることで、盛り上がりやすくなるかなと思います。「面白い意見や共感する意見があったら、積極的にスティッカーを貼ってくださいね」と事前に伝えておくと、終わった後にはすごくにぎやかなボードができあがっているはずです。
百聞は一見にしかず。Wevox Boardのリアルな活用例
—思いや考えが、楽しい形でボードに残るのは面白いですよね。Wevox Boardの特徴を通じて、対話や会議を楽に、楽しくするためのツールだということが、より理解できました。
木下: 最後に、実例も少しお見せしますね。
これは、チームでのふりかえりで使ったボードです。このようにKPTのフレームをBoard上に作成し、キモチ付箋やスティッカーなどを使いながら、楽しくふりかえりをしています。

それから、応用編という形では、ブレスト用のボードとして使われることもあります。これは、Wevoxチームが制作した書籍のタイトルを決める際に使ったボードです。このように、いろんな意見を出しながら、チームで一つの糸口を見つけるときにもWevox Boardは活用できます。

—こういうアイデアを出し合う時間は、リラックスしていたほうがいい意見が出ます。スティッカーやキモチ付箋があることで、必要以上に肩に力を入れずに、話し合いができそうですね。
木下: はい。Wevoxチーム内には、私たちが想定していなかった使い方をしているチームもいます。自由な発想で使えるのも、ホワイトボードツールの面白さかな、と思います。
—対話/会議を楽しくするWevox Boardが、どのようなツールなのか理解が深まりました。最後に、まだ使ったことがない人にメッセージをお願いします。
木下: ぜひ、まだ使ったことがないという人には、まずは今日説明したような基礎的な使い方を通じて、対話や会議を楽に、楽しくする体験をしてほしいなと思います。
難しい操作や設定も必要なく、誰でも簡単に使えるツールでもあります。Wevoxのメニューバーからすぐにアクセスできるので、ぜひ、次の打ち合わせやチームでの対話の時間で使ってみてください。







