若手メンバーが主役となり、本音と価値観を語り明かした共創イベント

若手メンバーが主役となり、本音と価値観を語り明かした共創イベント

Engagement Run!Academyのメンバーが主導し、業界・企業の垣根を越えた若手社員が集う「業界横断 若手共創イベント(働き方アップデート交流会)」が開催されました。普段は交わることの少ない他業界・他職種の若手同士が対話を重ねながら、「自分にとっての働き方」「大切にしたい価値観」「これからのキャリア」について、参加者同士考える、貴重な機会となりました。

本企画のきっかけ

今回は、株式会社野村総合研究所(NRI)の矢野皓己さんによる強い想いがきっかけとなり、実現した企画です。矢野さん自身、日頃から社内のエンゲージメントや働き方に関わる活動をする中で、以下のような課題を感じていました。

・社内では慣習や上司の目を意識し、本音を相談しづらい。
・エンゲージメントに関心を持つ若手が社内に少なく、同じ問題意識を持つ仲間と出会いにくいことによる孤立感がある。
・社外に学びに行きたいと思っても、研修として扱われがちで心理的・手続き的なハードルが高く、若手が気軽に参加できる「学びの場」が少ない。
・交流会などを通じて他社の管理職から「今の若手が何を求めているのか分からない」といった声を耳にする機会も多かった。

こうした背景から生まれたのが、研修でも社内施策でもない、フラットにつながれる社外の若手共創の場
業界や会社の枠を越え、安心して本音を語り合い、自分の働き方や価値観を見つめ直す機会をつくりたい——そんな想いが、本企画の出発点となりました。

そして、矢野さんの想いに共感するEngagement Run!Academyの若手メンバー(チューリッヒ保険会社、戸田建設株式会社)が主幹となり実現。
組織に対して思いを持った若手メンバーだからこそ出せる、熱量高い空気感でキックオフ。

まずは、アイスブレイク。「好きなもの」を語る自己紹介

お互いの自己紹介タイム(チェックイン)。
事前に記入いただいた自己紹介シートを活用し、「偏愛マップ」や「新たに始めたいこと」を軸にした自己紹介を小グループごとにシェア。
仕事の話は軽く触れる程度にとどめ、趣味や関心ごと、最近ハマっていることなどを中心に分かち合いの時間に。

進行役の矢野さん、小宮山さん(チューリッヒ保険会社)によるユーモアかつエッジの効いたファシリテーションのおかげで、スタート段階から笑顔が溢れ、場の空気が賑やかに出来上がっていた様子がとても印象的でした!
(若手同士という共通項も安心感を生み出していたかも?)

和やかな雰囲気の中で対話を進めながら、

・意外な共通点が見つかる
・普段の職場では見えない一面を知る

といった場面が多く見られ、
後半のワークショップに向けた心理的な距離がぐっと縮まるチェックインとなりました。
(シェアの際、「出身地が北の方の方から」、「手持ちのドリンクが残っている人順で」など、ファシリテーターのユーモアでシェアタイムも笑いが絶えず、、、)

「未来地図」ワークショップで働き方を可視化

場が温まったところで、本イベントのメインとなる「未来地図」ワークショップがスタート。ワークは3ステップで進行されました。

  1. 自分自身の価値観に気づく

  2. 少し先の将来を思い描く

  3. 明日からの行動を決める

主幹メンバーでしっかりと練り込まれた、骨太のワークシートです!

ワーク① 自分自身の価値観に気づく

本イベント独自の「価値観マトリクス」。これを眺めながら、
参加者各々が「今大切にしている価値観」と「これから大切にしたい価値観」をそれぞれ1つ選択。そして、選んだ2つの価値観を軸として“未来地図”に記入していきます。

ワーク中、頭の中が自然と「未来の理想の姿」や「ありたい自分」をイメージしながら、
各々が深い内省タイムに入っていました。
そして個人ワークが落ち着いた後、各グループで内容のシェアタイムです。

個人ワーク後のシェアタイムでは、

  • なぜその価値観を選んだのか

  • その価値観を意識するようになったきっかけ

などの背景やナラティブを共有し合うことで、
自分でも気づいていなかった価値観を言語化されていた参加者も多数。
今と未来を具体的にイメージしながら「時間軸」を捉えた時、
人生における優先順位が、朧げにも見えてきた様子が、
皆さんの表情の変化から見て取れました。ここから真剣モードに突入していきます。

ワーク② 少し先の将来を思い描く

次に、数年後に起こり得るライフイベント・キャリアイベントを想像し、
将来の自分の状態を未来地図上にプロットしていきます。
現在と将来の位置の違いから、「どの価値観がどのように変化しそうか」を考えていきました。

・「昇進したら影響力をより重視するかもしれない」
・「ライフイベントを機に心身の健康の優先度が上がりそう」

といった声が挙がり、
将来を具体的にイメージすることで、自身の価値観が変化する。
ということに、気づくきっかけにもなっていたようです。

ワーク③ 明日からの行動を決める

最後に、将来の理想の状態に近づくための“はじめの一歩”を考え、
「明日からの行動宣言」として言語化。
(ここは実践に繋がる大事なポイントですよね。)

  • 業務の優先順位付けを意識する

  • 月に1冊、専門書を読む

  • 社外の勉強会に参加してみる

など、小さくても「実行可能な行動」が皆様から多く挙げられていたのが印象的でした。
未来を意識することで、逆算・ブレイクダウン思考が働き、行動に落ちやすくなる。
そんなことをを改めて、考えさせられました。
(今の仕事に対する意義づけ変容などにも繋がる、まさにジョブ・クラフティングの実践さながらですね!)

対話を通じて生まれた気づき

最後に、ワークを通じた感想のシェアタイムです。

最後のグループシェアにおいては、次のような気づきコメントが多く聞かれました。

  • 他社の若手も同じような悩みを抱えていると知り安心した

  • 自分の価値観は思っていたより明確だった

  • 言語化することで、次に取るべき行動がはっきりした

業界や職種が違うからこそ生まれる視点の違いを通じて、自己理解をさらに深めることができ、自分にとって大切なものをメタ認知する有意義な時間となったようです。
(「越境学習」の価値を体感された方も多かったのではないかと推察します)

交流会で若手同士のつながりを深める

ワークショップ終了後は交流会を実施。
ワークで話しきれなかったテーマの深掘りや、キャリア相談、趣味の話など、テーブルを越えた交流が自然と生まれていました。

今回の若手共創イベントを通じて、働き方やキャリアに“正解”はなく、
対話を通じて自分なりの軸を見つけていくことの大切さをあらためて感じました。

今回の場をきっかけに、参加者同士で新たな「共創企画」にチャレンジするメンバーが増えることを願っています!そして、Engagement Run!Academyでは、今後も業界・企業の垣根を越えた若手同士の学び合いの場を継続的につくっていきたいと考えています。
私も主催してみたい!参加してみたい!そんな皆様の声をお待ちしております。

参加された皆さんの感想

参加いただいた皆さんのアンケートの一部を抜粋させていただきます。ほんの一部に過ぎませんが、各自が色々と学びを持ち帰っていただけたようです。

他業界の方とお話しして弊社のよくないところや自身の考え、他の方の視点を知ることができてよかった。今回のような企画に社会人になっても参加することを憧れていたため、参加できてよかった。有り難かった。また、このようなサードプレイスとなる場は貴重であって、客観的に自身をメタ認知する機会にもなるので、できれば今後も積極的に参加したい。(Aさん)

他社の同年代の方がこんなに集まる機会はなかなかないと思うので、色々な視点や考えを共有できたのは参加した価値がありました。ありがとうございました。(Bさん)

異なる業界、職種の若手メンバーで仕事やキャリアのことについて話す機会、悩みを共有する機会、交流する機会が貴重なので、まずはこういった機会を設けていただいたこと自体に意味があったと思います!自分のキャリアのことで気づけなかったことにも気づけましたし、普段知ることのない方とお話し、今後もつながりたいと思える人と出会えたことが何よりよかったことです!(Cさん)

現在Engagement Run!Academyのメンバーも募集しています。ご興味のある方はこちらのページをご参照ください!

執筆:古市 亮太(Engagement Run!Academy講師)


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