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あなたは、主体性に任せる派?強制する派?——エンゲージメント活動のあるある葛藤に本気で向き合ってみた【Engagement Run! Academy交流会レポート】

あなたは、主体性に任せる派?強制する派?——エンゲージメント活動のあるある葛藤に本気で向き合ってみた【Engagement Run! Academy交流会レポート】

2025年6月25日(水)、アトラエオフィスにてEngagement Run!Academyの交流会が開催されました!今回は、Engagement Run!Academyメンバーである株式会社野村総合研究所 上原さんが発起人となり、『エンゲージメントと主体性〜強制力は本当に不要なのか?〜』をテーマにワークショップを開催。初めてご参加いただく方も多い会でしたが、エンゲージメント推進の「あるある」のお悩みをシェアし合い、すっかり打ち解け、盛り上がりました。
その様子をEngagement Run!Academy講師の玉置がレポートさせていただきます!

エンゲージメント活動中のリアルな葛藤から生まれた企画

「主体性が大切」と言われるエンゲージメント活動。

しかし現場では、「ある程度の強制がなければ動かないのでは?」「自由すぎても進まないのでは?」というリアルな葛藤もあります。

今回の交流会発起人である上原さんは、エンゲージメント実践認定プログラム(CEEP)の受講と並行して、社内でのエンゲージメント施策「斜めメンター制(他部署の社員との1on1制度)」に力を注いでこられました。

その中で上原さんから生まれた問いが今回のテーマ
「エンゲージメントと主体性〜強制力は本当に不要なのか?〜」です。

例えば、社内でエンゲージメント推進活動の仲間を募る際に、「手挙げ制で主体性を尊重する進め方」と「指名制で強制力を使った進め方」など、大きく2つに分けられるケースが多いかと思います。

「主体性に任せたい」という思いはありつつも、それぞれメリット・デメリットがあり、状況によっては迷うことも。

そこで、上原さんの実体験をシェアいただきながら、社内のエンゲージメント活動を推進する際の社内施策や仲間づくりにおける「主体性と強制力」について一緒に考えていくワークショップを開催しました!

活動の仲間づくり、どう始める?

今回の交流会では、エンゲージメント活動の最初に仲間や参加してくれる人を集める際に「主体性?強制力?」どう始める?ということにフォーカスして、対話を進めました。

仲間の言葉が原動力に

ここからは、なぜ今回のテーマになったのか、上原さんご自身の経験や、心に触れた考え方や言葉をシェアしてもらいました。

Engagement Run!Academyの仲間の記事を参考にされたというお話も。

【Teamwork Sessionレポート】エンゲージメント活動を現場の人に取り組みたいと思ってもらうには?
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Wevoxの活用事例を学び合うユーザー参加型イベント「Teamwork Session」。今回は、応用地質株式会社の谷口 友理さんにご登壇いただきました。新卒入社後まもなくしてエンゲージメント活動を推進することとなった谷口さん。新しい挑戦となる中で、どのように活動を進めてこられたのでしょうか?(司会進行:Wevoxカスタマーサクセス平木美紀)
記事を読む >

また今回の企画は、Engagement Run!Academyの仲間にモヤモヤを相談したことがきっかけで生まれたとのこと。やはり他社やいろんな視点の方とお話しすることで視野が広がりますよね。

ワークタイム!手挙げ制と指名制のメリットを書き出す

ここからはワークタイムに入ります。
まずは、チェックインとして、4-5人のチームで、自己紹介と「自社で行なっている/行いたいエンゲージメント活動」をお話しいただきました。
皆さん、様々なエンゲージメント活動を行われているようで、「ちょうど今悩んでいます!」という活動がたくさん挙がりました。

そして、チーム内で、今回のワークの題材とする活動を1つ選んでいただきます。

その後、個人ワークを実施。
チームで選んだ活動を「手挙げ制(主体性)で始めるか、指名制(強制力)で始めるか」それぞれのメリットについて個人で列挙してもらいました。
皆さん真剣に書き出していらっしゃいました!

「主体性を尊重?強制力を使う?」をチームで対話

ここからチームでシェアタイムです。
チームで決めた施策について、チームの意見として「主体性を尊重するか、強制力でいくか」をまとめてもらいます。

初めてお会いするメンバーも多い中、どのチームも、それぞれご自身の意見をシェアし合いながら、お互いに質問し合いながら、とても真剣に、楽しく対話されていました。

最後に、チームで出た結論を全体に共有していただきました。

「手挙げ制で始めるが、仲間になって欲しいと思う人には声をかける、ハイブリッド型」
「初動は強制力を使うことが大事。そこから熱量がある人を探す」
「長期視点でいくと自由意志で始めることが大事」
「強制力という言葉は強く聞こえてしまうが「仕組み」をつくって、目的をしっかり伝えていくことが大事」

それぞれのチームの結論を聞いて、「なるほど〜」とうなずく方も多く、絶対的な正解や不正解はなく、組織の数だけ「答え」があるのだなと感じました。

久しぶりに「エンゲージメント活動」という具体的な内容を取り上げた交流会企画でしたが、グループシェアも全体シェアも大変盛り上がりました!

エンゲージメントは目に見えないから難しい!

最後に上原さんからまとめのお話をいただきました。

大学で専攻していた「ブラックホール」も「エンゲージメント」も目に見えないから難しい。だからこそ、同志と一緒に協力して乗り越えよう!

Engagement Run!Academyの仲間を「同志」と捉え、そのつながりの価値を感じてくださっていることに、講師の1人として胸が熱くなりました!

参加者の声をご紹介

今回参加いただいた方のアンケートの一部をご紹介したいと思います。

【参加者アンケート①】

部署横断のコミュニケーション促進施策を進める上で、手挙げ制か指名制か(また指名制の場合は、上長や本人への声掛けの仕方について)は、毎回悩むところではあるのですが、他社の方がどのように取り組まれているのか伺えて、やり方の選択肢が増えました。

【参加者アンケート②】

社内で社員交流施策を進めていく時の進め方のイメージがより具体的にできました。
特に、今考えている取り組みについて、何を判断基準にしていくのかや、手挙げ制、指名制、もしくは移行していくのかなど、上司や他のメンバーと検討していく際に説明しやすくなりそうです。
今考えていることをやはり実現していきたいなとワクワクするワークになりました。ありがとうございました。

【参加者アンケート③】

現在、エンゲージメント施策に加え、社内研修も担当しているのですが、いつも「主体性(自由意志)を尊重するか、強制参加かどうしよう。。。」と頭を悩ましているので、リアルなテーマを他社の方交えて考える貴重な機会でした!
きちんとその活動のゴールを外さないやり方を今後も検討したいと思いました。

ワークを終え、恒例の集合写真!こちらも恒例になっているWevoxのWポーズ!
今回は新幹線に乗って参加された方も多く、非常に賑わいのある会となりました。
皆さんの笑顔がとても素敵です!

その後は交流会タイムに移り、終了時間まで熱いトークが繰り広げられました。交流会終了後、発起人上原さんの声かけで二次会に行かれたメンバーも!

同志とのつながりがより深まった会になったようです。

対話が生んだ共創の手応え

最後に、今回の発起人である上原さんのコメントをご紹介します。

このテーマで話したいなと思った時に、最も懸念したのが「とっつきにくさ、難しさ」でした。
参加者へ一定の要求をしてしまう等あり、難易度が高くなってしまうと気にしていました。ただ講師の玉置さん、鳥崎さんに相談に乗って頂き、極力参加頂きやすいようにできたのではと思っています。
それでも当日は初参加の方も多くいらっしゃると伺っており、有用な会にできるか不安がありました。
実際の会では難易度の高いテーマに取り組まれているチームもありましたが、どのチームも大変活発に対話して下さっていて、よかったと安堵で胸をなでおろしました。
交流会では「上司との会話の進め方に迷っていたが、マトリクスがそのまま使える」「そのままの内容で社内でワークショップしたい」「どんな案でもどうせ修正必要、気楽にという言葉で気持ちが楽になった」といった沢山の感謝の言葉を頂けました。
私のエンゲージメントの源泉であるポジティブフィードバックをもらえ、本当にやって良かったなと思いました。
ご参加下さった皆様に、深く感謝します。

私自身も「主体性か強制力か」については、仕事のみならず、子育てや小学校のPTA運営についても対峙する機会が多くなっており、とても考えさせられるテーマでした。
エンゲージメント活動、人との関係性には答えがありません。
とにかく仮説を立ててやってみる、そして検証して、改善していく。
このサイクルがとても重要であると感じました。

上原さん、企画から当日の進行(そして二次会)まで、本当にありがとうございました!!

Engagement Run!Academyでは、今後も様々なイベントを企画してまいりますので、皆さまのご参加をお待ちしております!

現在メンバーも募集しています。ご興味のある方はこちらのページをご参照ください!

執筆:玉置るみ(Engagement Run!Academy講師)

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