
個人のWillと組織のWillの重なりを見つける100分間【CEEP同窓会イベントレポート】
コアバリューを振り返り、組織づくりの「次の一手」を考える
先日、CEEP(※)取得者を対象とした「同窓会」(特別ワークショップ)を開催しました。
※CEEP : Engagement Run!が提供する実践認定プログラム
今回のテーマは、CEEP取得後も実践を続けるメンバー同士が再び集まり、かつて学んだ「自身のコアバリュー」や「Well-being」を振り返りながら更なるアップデートをしてみよう!です。
約100分におよぶワークショップと交流を通じて、新たな気づきと明日からの実践につながるエネルギーを持ち帰っていただきました!
実践をしているからこそ生まれる「リアルな悩み」に向き合う場
認定を取得したあと、多くの実践者が自組織や自チームに帰って、
より良い組織づくりに挑戦しています。
一方で実践を進めていく中で、
・自分のコアバリューを大切にしたいと思っていても、日々の忙しさや組織の力学に負けて意識できなくなってしまう
・学びや実践を進めるほど、現場との温度差に悩むことがある
・共通言語で相談できる仲間が社内外にもっとほしい
こんな声をお聞きすることが少なくありません。
今回の同窓会では、そうした課題感や「自組織をより良くしていきたい!」という想いをもった実践者同士が、安心して「いま」に立ち返り、率直に悩みや学びをシェアできるサードプレイス。そして、ここに来ると元気になれる。
そんな場を必要とする人の力になりたい!という思いから企画いたしました。
場が温まるまでのスピードが異例!本音のチェックイン
既にCEEPのクラスで面識があるという方も多い一方、
初めましての方同士もいるため、まずは普段通りのチェックイン。
今回は共通言語を持つ仲間ならではの「安心感」が開始時からあったものの、
テーマそのものが「自分と向き合う」でしたので、
より本音を出せる場になるように、という期待も込めて、
とある儀式が始まります。
ファシリテーターから、「今日は皆さん日々の“社内の役割”という鎧を脱いで等身大で臨みましょう!」と発せられ、「肩書・氏名を書いたネームプレート」を各々で破り捨てるところから始まりました!笑

場が温まった後に、ワークショップでは珍しくも、アイスブレイクをスキップ。
そのまま本筋に入るようなテーマでチェックイン!

少数開催ならではの良さを活かし、小グループごとのシェアではなく、
全員がそれぞれの「いま(現在地)」を知ることを大切にするため、一人一人その場で発表してもらいました。
(通常のワークショップでは、心理的安全性の観点で起こり得ない構成ですね、、)
参加者全員が、CEEP Lv.1(=自己理解を深めることを主眼に置いたプログラム)以上を取得された方々ということもあり、さすがの自己開示力で、冒頭から本音が飛び交いました。
「もう一度、実践者としての自分を見つめ直したい」
今回参加された皆さんの「本イベントへの期待」で多かった言葉です。
・CEEPで整理したコアバリューを改めて振り返りたい
・最近の実践を整理し、自分自身をアップデートしたい
・フレッシュな気持ちでWell-beingや組織づくりに向き合いたい
・CEEPで出会った仲間とまた話したい
実践を重ねた今だからこそ見える景色をもとに、
「学び直し」というよりも、「見つめ直し」を求めて、今回集まってくれた様子でした。
皆さんから出た「いま、向き合ってる壁」のシェアで感じたのは、
実践が進んだからこそ生まれる課題へと変化している、ということ。
それぞれの発表を聞いていて、
皆さんが社内で奔走されている様子をイメージし、とても胸が熱くなりました。
そして長時間のチェックインでお互いの近況を深く共有したのちに、
本格的なワークに入っていきます!
ワーク① 自分のコアバリューを振り返る
まず最初の個人ワークでは、
CEEP受講時に整理したコアバリュー(自分が大切にしたい「価値観」)や、
My Reflection Journal(クラスリンクをつける)を見返しながら、

このような問いをもとに、リフレクションをスタート。
会場全体が静まり返り、ワークシートと向き合う姿が印象的でした。
そして、グループシェア。

皆さんの振り返りコメントから、
・エンゲージメントの必要性を語れるようになった。
・週に1回エンゲージメントの発信をしている。
・自チーム内においては一定の手応えを感じる。
など、職場でリーダーシップをとり、
エンゲージメントを実践されていることが伝わった一方で、
部門間コミュニケーションや部外への浸透は苦戦している、
というリアルな声も見受けられました。
これまでの実践における良い部分を認めつつ、
次なるステップに真摯に向き合う考え方が皆さん素晴らしく、
それぞれ主体的にコトへ向き合う姿勢がとても印象的でした。
ワーク② Well-being(ゴール)の再設定
そして、次は目の前のことからフォーカスチェンジし、
今度は未来の自分に視点を変えていきます。
My Reflection Journal(旧名:My Way Note)から、2つのワークを抜粋し、
改めて書いてみる時間に。

冒頭、インストラクターからの問いかけから始まります。
・そもそも「Well-being」ってなんでしょう?
・「自分のWell-being」を言語化・理解する目的ってなんですか?
・なぜ「ありたい姿」を考える必要があるのでしょう?
CEEPを通じて、一通り実践・理解を深めた後でも、
このような前提の問いに立ち返る瞬間はとても大切です。
Engagement Run!のクラスではよく「個人のWill」と「組織のWill」が
重なり合う状態こそが、エンゲージメントであるとお伝えしています。
しかし、その考え方を知識として理解することと、
自分自身の経験として実感することの間には、大きな違いがあります。
そこで今回のワークでは、「頭で理解する」のではなく、
「自分自身で体感する」ことを大切にしました。
そのために皆さんへ解放の問いを投げかけます。
(役割や義務など)制限がないとしたら、どんな状態になっていたい?
参加者は普段の「社会的な自分」を一度脇に置き、自分自身の本音と静かに向き合っていきます。会場全体が自然と静まり返り、それぞれがワークシートに向き合う姿が印象的でした。
ワーク実施後には、
「CEEP受講当時とは価値観が変わっていた」
「今だからこそ見えてきたWillがある」
という声も多く、過去の自分とはまた違う視点から、
自分自身を見つめ直す時間となりました。
ワーク③ 個人のWillと組織のWillの重なりを見出す
最後は、自分自身のコアバリューやWell-beingと、現在取り組んでいる組織づくりとの接点を整理。
CEEP Lv.1のクラスでは、How(プロセス)と視点だけをご紹介していますが、
いざ自分でやってみると時間もかかることに加え、納得感を生み出すことは非常に困難です。

実際にクラスの中でも、
・Will(やりたいこと)の抽象化が難しい
・仕事との接続点を見出すのが難しい。
こんな声を多く聞きます。
そこで、まずは組織に働きかける側の皆さんが、
周囲に体感を持ってこの視点を伝えられる状態になることを目指し、
今回は妥協なくたっぷりと時間を費やしてみました。
冒頭賑やかだったメンバーも、
いつも以上に真剣な表情でワークに没頭。

そして全体で気づきのシェア。


ワークを通じて、
・思ったよりも、組織との重なりポイントがあることに気づけた。
・英語を学ぶことを避けていた自分が、今「学びたい」に変わっていることに驚き。
・会社や他者に対しての「ネガティブな思い込み(囚われ)」があったことに気づけた。
など、自己認識という範疇に止まらず、
自分が周囲をどのように見ているのか、という視点の捉え直しにつながった方も。
一見すると、組織と切り離して考えられがちな「個人の内省」が、
組織へのエンゲージメントを高めるきっかけになる。
そんなことを体感された方が多い様子でした!
チェックアウトはシャッフル!
今回のテーマは、
コアバリューの探求だけではなく、CEEPという共通言語を持った仲間づくりでした。
そのため、最後はワークシートに書いた「自身のコアバリュー」や「Well-being」のシートをもとに、自分と近しい価値観を持つ人を探すプチワークを実施。

短時間でも、自然と似たようなWillを持つメンバー同士で小グループになれ、
集まったチームでチェックアウトです(明日からの自分へコミット)。
皆様エネルギーと笑顔に満ち溢れた、素敵な瞬間でした。
「共通言語があるから、本音で話せる」
イベント後には、
「共通言語を持っているメンバー同士だからこそ、安心して本音を話すことができた」
「改めてコアバリューを見直す良い機会になった」
「久しぶりにCEEPの仲間と話せて、また頑張ろうと思えた」
といった声が多く寄せられました。
約100分という長時間のワークショップでしたが、参加者にとって充実した時間になった様子で、本当に良い場になったなと私自身も感無量でした。

一人のできるを、みんなのやれるへ。
CEEPは、ただエンゲージメント実践力を身につけて終わりのプログラムではありません。
実践を重ねる中で迷い、立ち止まり、また仲間との対話を通じて前へ進んでいく。
そして、一人のちょっとした勇気や行動、熱量が「誰かのできる」を生み出していく。
今回の同窓会では、その未来が垣間見えたと同時に、
「コミュニティ」という場の価値を改めて感じる一日となりました。
Engagement Run!が目指しているのは、
「一人のできるを、みんなのやれるへ」
これからも実践者同士がつながり、学び合い、挑戦し続けられる場をつくっていきます。
執筆:古市 亮太(Engagement Run!インストラクター)
CEEPについて詳しくは↓
https://get.wevox.io/engagement_run/ceep
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